第5回の今回は殺人事件の被害者についての返答をとりあげてみた。
相談内容
初めまして。こちらのblogにはランキングから飛んできました。大きなテーマを扱いつつも、何だか肩の力が抜けてて、しかも暖かい雰囲気が良いですね。早速私もご質問させていただきます。
江東区で起きたOL殺人事件の被告に先日、判決が出ましたね。この事件に関しては、前々から心に引っ掛かっています。
被害者の女性は、犯人の身勝手な欲望のせいで、なぜあそこまで残酷な目に遭わなければならなかったのか。同じ女性として、大変腹立たしく、悔しく思います。
神様から見て、この事件の背後にあるものは何だと思われますか?そして被害者の女性の魂には救いが訪れているのでしょうか?
龍:「ああ、これは僕もすごい気になります・・・・・・。被害者は救われるんでしょうか?」
神:「残念ながら、救いはないのです」
龍:「えええええええええっ!!!!!」
神:「今も悲しみと悔しさ、怒り、憤り、涙でいっぱいの魂が、空を覆っています」
龍:「ああ、その被害者の魂が・・・」
神:「その方だけではなく、今まで無念の涙を流された人々が、覆い尽くしています。それが晴れることは、ないのです」
龍:「もう、なんか気持ち暗くなってきた・・・。その加害者をなんとかとっちめることはできないんですか?」
神:「できません。神々の世界では、それを引き起こした人に罰を与えることはできないのです。また、被害にあわれた方を、救うこともできません。それができるのは、人間です」
龍:「ど、どうやって・・・?」
神:「人間がその憤懣やるかたない事件について深く考察し、検証し、後の犯罪を未然に防ぐための行動を起こすのです。そうしないと、このような犯罪はまだまだ増えていきます」
龍:「犯罪を未然に防ぐ行動・・・・・」
神:「ただ一つ言えることは、この世界をもっと愛で満たさなくてはいけない、ということです。闇の部分にも光を届かせなくてはいけません」
龍:「な、なるほど・・・・・」
神:「それができるのは太陽とか、懐中電灯とか電気の力ではなく、魂の輝きでしかないのです」
龍:「魂の!輝き!」
神:「その輝きは、被害者のみならず、加害者にも、そしてこれから加害者になりうる人たちにも、与えなくてはいけません」
龍:「ええっ!?予備軍はまあ分かりますが、実の加害者にまで!?」
神:「この世に納得のいかない、やりきれない事件を起こした犯人。その方の魂というのは、大きく欠けています」
龍:「欠けている!ああ、この記事(自殺をしたら魂が欠けてしまう、というお話)でもありましたね!」
神:「その大きく欠けた魂を埋めるためにも、あなた方がやらなくてはいけないことがあります。それは法に則って裁くだけではなく、教育をしなおす、ということです」
龍:「教育をしなおす!?」
神:「そう。愛を持った教育をするのです。遠い道のりかもしれませんが、私達神にできることは、申し訳ないのですがありませんので、気付いたあなた方が、そしてこのブログを読んでくださっている皆さんが、いつまでも枯れない大河のごとく、愛情を流し続けていってください」
龍:「む、難しそうだけど、がんばりますっ!!!」
神:「と同時に、自分の心に問うて、少なからずある災いの気持ちを取り払って、災いを防ぐ気持ちに変えていってください」
龍:「な、なるほど!災いの災いの、とんでけーっ!」
神:「では最後に、犯罪を犯した人の魂の末路だけ、申し上げておきます」
龍:「あ、ぜひ!」
神:「誰からも愛情を受けられない魂というのは、小さくなって、消えてしまいます。その魂に対する圧力は、計り知れない力となって、何も残りません。それを作らないでほしいのです。どうぞ、お願いします」
以上です。
うーーーーーーーーん、ですよねー?みなさま。僕も加害者まで愛せる(許す?)かと言われれば、これはちょっと。。。です。。。
でもそれが、犯罪者予備軍を減らすことにも繋がっていくんでしょうね。。。愛の再教育か・・・。
本当に遠い道のりでしょうが、少しずつでも僕達が変わって、変えて、犯罪のない社会を作りたいものです。。。
愛情を持った教育で、魂が消えない社会を!
……と、このようなものなのだが、今まで見てきた神様の発言の中で今回ほどいい加減でバカバカしいものはない。一読すればだいたいの人がそれに気づくと思うのだが、この記事にもなぜか次のような共感・感謝コメントが多く寄せられていた。
■無題
この事件とても気になっていました。被害者の家族の怒りや悲しみは計り知れないものと思いますが・・・加害者もまた、救いが必要なんですね・・・。
難しい課題ですが心に留めて置こうと思います。今回もありがとうございました。
■お答えありがとうございます。
そうですか、彼女の魂は救われていないのですか・・・
悲しいことですが、それが現実なのですね。
私自身、「女性として不快な思いをする、傷つけられる」という経験を何度となくしてきて、この事件はその延長上にあるような気がして、他人事と思えなかったのです。
おそらくこの事件の加害者はそもそも「自分に対する愛情」が欠けていたんでしょうし、それが事件に繋がってしまったんでしょう。だからと言って同情の余地があるとは思えませんが・・・
でも、そういう人間を作らないためにも、神様のおっしゃる「愛を持った教育」が何よりも大事なんですね!!私もその一翼を担えるように、できることをしたいです。
■動揺しました
この事件のこと、あまり詳しく知らなかったのですが先ほど公判のネット記事を読んでひどく衝撃を受けました。 その後しばらくやりきれない思いでいっぱいでした。
でも、ふと 「ああ、神さまはここで“救われる”と言うわけにはいかないんじゃなかな」 と思いました。
私たちが変えて行くこと、愛をもって全てのことにあたること。 そのことに意味があるのですね。
神さま、龍さん、お兄さん、いつもありがとうございます。
……と、このようなものなのだが、メシアの私が神様の発言の中の壮大な矛盾を論証してみようと思う。
まず━━
「人間がその憤懣やるかたない事件について深く考察し、検証し、後の犯罪を未然に防ぐための行動を起こすのです。そうしないと、このような犯罪はまだまだ増えていきます」
━━という発言。
全知全能の神様だというのなら、今すぐさっさと世界からすべての犯罪をなくしてみせてくれ。それではじめて神様といえるのではないだろうか?
100歩ゆずってみずからなくすことができなかったとしても、人類に犯罪をなくすためのもっと具体的な方法を伝授すべきではないのか?事件について深く考察して検証する?これだけではまったくアドバイスになっていない。
次に━━
「ただ一つ言えることは、この世界をもっと愛で満たさなくてはいけない、ということです。闇の部分にも光を届かせなくてはいけません」
━━という発言。
犯罪をなくすために世界を愛で満たさなくはいけないだと?似たようなことをいった人が過去に何億人いると思っているのだ……?
次に━━
「愛を持った教育をするのです。遠い道のりかもしれませんが、私達神にできることは、申し訳ないのですがありませんので、気付いたあなた方が、そしてこのブログを読んでくださっている皆さんが、いつまでも枯れない大河のごとく、愛情を流し続けていってください」
━━という発言。
愛を持った教育といわれても、具体的にどのような教育をすればいいのかまったくピンとこない。そもそも真剣に愛を持って教育をおこなっている先生などすでにいくらでもいるだろう。神様のこの発言は真剣に教育に取り組んでいる先生たちにたいへん失礼だ。
挙句の果てに『私たち神にはできることはない』だと?それでは神である証拠にはまったくならない。人間には起こせないなんらかの大奇跡を起こすことができて、それではじめて神と呼べるのではないのか……?
このように神様の発言ひとつひとつを読み返してみると、非論理的で腑に落ちない発言のオンパレードなのである。私のこの記事をきっかけに僕アニ信者の方たちが真実に目覚めてくれることを祈る。
ちなみに教育方法についてなのだが、私はひとりのメシアを自負する者として≪新世界教育法≫
というものを公開している。よかったら読んでいただきたい。