今週のフジテレビのアンビリは、大好評企画らしい衝撃映像が放送された。
相変わらず世界中の痛ましい、恐ろしいパニック映像が流されていたが、その中にはやはり今回もバイクパフォーマンスに失敗して転倒する男などがいた。
アンビリの衝撃映像名物ともいえる“無謀なチャレンジャーたち”。彼らはなにが楽しいのか、スケボー、バイク、車などで一歩まちがえれば命取りになる危険極まりないレースやパフォーマンスをくり広げている。そしてアンビリはあえて彼らの失敗シーンばかりを集めて放送しているわけなのだが、彼らのパフォーマンスに失敗して大怪我をする姿を顔を歪めて見ている出演者たちとは対照的に、私は哀れみの感情など微塵も抱かず『ププ、バカがっ』といった嘲笑しか湧いてこない。なぜなら100%自業自得以外のなにものでもないからだ。
そんなめにあいたくなければ、そんなことはしなければいいのである。むしろ、そんなバカのために大切な包帯や薬が使われたり、治すべき病人・怪我人がもっとほかにいるはずの医師たちが手術に駆り出されていることに怒りがこみあげてしかたがない。