今日なんて厚手のパーカー着ちゃいました。
まだ8月ですぜ・・
今朝は、過ぎ行く夏を惜しむかのように、蝉が不釣合いに全力で鳴いておりました。
さて、お盆に行った大阪・奈良。
ブログを書いていっちゃいたいと思います。
遅めのランチを町家街で取ったあとは、お目当のお寺に向けてバス乗車。
市内循環バス「破石町」で降りて徒歩10分。
お寺へ続く道。
こんな路でもいちいち素敵です。
なんかここを歩いてるだけでもお寺の序章みたいですごく嬉しかった。
右側の壁はすでにお寺の壁なのです。
そう。大好きなお寺とは新薬師寺のことでした。
このお寺がすきで好きで。
以前訪れた時は結構大掛かりな改修工事中?で、改修工事で出た当時(天平時代!)の廃材を、なんと!カプセルに閉じ込めて売店で売っていたのです。
もちろん買わないわけもなく、ちゃんと家に保管してあります。
天平時代ですよ!廃材とはいえ、お堂の一部だった1300年前の木が手に入るなんて…
これが1300年もの間、十二神将像たちと共に薬師如来坐像様をお守りしていたかと思うと、、
鼻血ブーです。。
拝観料を払ったら、中へ。
(※本堂内は撮影禁止のため、回想イメージにてお伝えします)
相変わらず人はほとんどいません。
真っ暗なお堂の中にライトはほとんどなく、蝋燭に照らされたご本尊の薬師如来坐像。
そして薬師如来坐像様を護るように取り巻く十二神将像。
ぐるりと薬師如来坐像様を囲むように配置された十二神将像。
ああ、来て本当に良かった。
久々に仏像をしっかり見れて良かった。
夏の奈良で、静けさの中けたたましく鳴く蝉の声。
やっぱり夏のお寺良いなあ。
新薬師寺は大きな伽藍を持つ立派なお寺でしたが、今は本堂が残るのみ。
創建747年光明皇后の命によるものと言われています。
そんな素敵なお寺を人もまばらな中、独り占めして観られるなんて、本当に幸せでした。
ただ、このあと父と待ち合わせをしていて、わざわざ奈良のこんな奥まで迎えに来てくれていたので、ゆっくりしすぎてる時間もなく。
後ろ髪を引かれつつ、お寺を後にしました。
また絶対に来るよー。と思いつつ。
今度は旦那さんを連れてきてあげたいなあ。
そんなことを想った、奈良の仏像巡りの旅でした。