―フランス満喫大周遊10日間―




5日目行程:モンサンミッシェル



モンサンミッシェル

今日は念願のモンサンミッシェル観光DAY!


ロワール地方にあるトゥールを出て、モンサンミッシェルをゆっくり1日観光。



昨夜泊まったトゥールからモンサンミッシェルまでは4時間!

ノルマンディー地方をゆっくり進みます。


ノルマンディー地方は雨が多くブドウ栽培に向かないんです。

だからリンゴのお酒=シードルが有名。


この地方は、雨が多く緑も濃いので、それを草にした乳牛が盛んなんです。

移動中に散々見てきたブドウ畑だけど、この地方は牛さんばっかり!


そんなのどかな中を進み、モンサンミッシェルに無事到着!




まずはお昼時間なので、ランチから!


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こちらのブラッスリーにて。

お店の名前は「La Rotisserie」

読めませんが「ラ・ロティスリー?」


キウイジュース
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日本でもそうですが、フランスでは食事が来るまでに

お水かお酒、飲み物などを注文するのがスマートなので、

毎食何かしら注文します。

日本で言う、いわゆる無料のお水はあまり提供されません。

ただでさえ石灰分が多いのでお腹壊す方もたまに。



モンサンミッシェル名物のオムレツ

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お兄さんがお盆に山盛りのオムレツを取り分けてくれます。

すごい量のメレンゲを含んだオムレツ。
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見た目はあまりよくないですが、ふわっふわ。

前評判で聞いていたとおり味は期待できないですが、

逆に期待しなかった分、比較的美味しく感じました。


泡の味だけど・・・・。でも塩味がちゃんとついてる


メインのチキン。
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ここに来て、普通のフライドポテトがありがたいー。

やっぱり毎日フランスの料理だと正直飽きます。


ちゃんとコンソメの味がついたソースが嬉しい。


デザートのタルトタタン。

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リンゴが芸術的に美しい。

下のクッキーのようなパイ生地がサクサク、シナモンが効いたお味でした。

この時点で14時くらいで、まだホテルにチェックインできなかったため、

一端ホテルに荷物を預ける形でモンサンミッシェル見学へ!


これはホテル脇の土手から見たモンサン様↓
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少し歩くと堤防のような開けた見晴台があるので、そこからみた写真↓
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ここで30分ほどフリータイムがあり、堤防の階段を椅子代わりに

ボーっとモンサンミッシェルを眺める。


眺めるだけで、ここに来たんだなあ・・・と実感。



いよいよ
モンサンミッシェルの島内の見学へ。

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ここまで来るには、無料のシャトルバスにて。

対岸から無料のシャトルバスが出ているのは車両規制しているため。

今年の春くらいまでは修道院下のここら辺の位置まで

バスやマイカーで来れたらしいんですが、環境保護と、

今後対岸と島を渡す部分に鉄道を作るらしく、そのために車両規制が。

家の近所に江ノ島がありますが、島に行く道がなんだか似てますよね。


修道院下から見上げるモンサンミッシェル

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これは潮の満ち干きの時間を表す看板
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読めないけど17:30に満潮になるということか。


モンサンミッシェルはサン・マロ湾に浮かぶ孤島。

このあたりはヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しいと言われている。

なんとその干満の差は15メートル!


昔は、満潮時は島が完全に海に浮かぶ形になり、

潮が引くと陸橋が現れていたそうな。


1877年にに対岸との間に地続きの道路が作られてからは、

潮の干満に関係なく島に渡られるようになったが、

それによって潮流をせき止める形になって砂がたまり、

島の下まで潮が来ることはなくなってしまったそう。

本来「島」であったモンサンミッシェルの本来の姿を取り戻すべく、

島とをつなぐ陸橋に代わり橋を通す工事が2015年に完了するそうな。


いつか、完全に島になったモンサンミッシェルを見に行きたいなあ。


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まずは大通り門を抜けて中へ。


すぐにラ・メール・プーラールおばさんのオムレツ屋が。

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このおばさんが有名なオムレツの生みの親。


そもそもモンサンミッシェル修道院は巡礼地なので、

巡礼に来た人に「安くお腹いっぱいになってもらいたい!」

という想いからメレンゲたっぷりの(泡で量増しした)オムレツを考案したそうな。


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そもそもはホテルだった「ラ・メール・プーラール」

今でもレストランの隣にはホテルもあります。



レストラン「ラ・メール・プーラール」ではオムレツを焼く場所が見られます。

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薪でひとつひとつフライパンで焼き上げてます。

正直、あれを丸ごと食べる勇気はない・・・。


でも、スフレのようなあのオムレツを体験できて良かった♪




長くなってしまったので、分けてモンサンミッシェル②に上げます。


vol.14へ続く・・・