↓2つの鉢に植えた薔薇を比べてみましょう

 

 

 

 

どっちもピンクですが、

2つは全然違うことに誰だって気付きます!

 

左の薔薇の花は(↓)です。

 

 

 

姫バラ・ワンダーファイブといいます。

ズームアップで大きく見えますが、

実際の花径は1cmほどのダブル咲きです。

世界最小の薔薇といわれています。

 

右の薔薇の花径は約3cmくらい。

シングル咲きです。

 

 

   

 

 

見た目ではこのくらいの差があります。

PCで記事を書いているので、

PCに合わせてサイズ調整しました。

スマホではサイズ調整が反映されないかも・・・

 

 

誰にだって別物に見える2つの薔薇ですが、

実は右の薔薇も元ワンダーファイブです。

昨年まではこの鉢に、間違いなく

ワンダーファイブが咲いていたんです!

なのに突然、今年はこんな花が咲きました。

6年前にこの鉢にワンダー5を植えてから、

1度も植え替えをしていません。

 

 

 

 

過去画像を探してみました。

 

 

2015年10月

まつりんごさんと那須に出かけ

リーフハウスにて最後の2個を

お揃いで購入したワンダーファイブです。

 

 

  

 

 

2016年の画像は見つかりませんでした。

 

 

 2017年7月

 

2018年6月

 

2019年6月

 

 

毎年ずっと同じ花姿で咲いています。

春咲きのワンダーファイブはピンクです。

夏咲きは白い花になります。

 

 

 

 

2015年に連れてきたばかりの花は

薄ピンクですね。

夏咲きの咲き残りだったのかも。

 

「2020年の画像がない!」と、

気付いた方もいるかしら?

昨年のあることがwonder現象を

引き起こしたのかもしれません・・・・

 

毎年初冬まで繰り返し咲く薔薇なのに、

昨年はとても花付きが悪かったのです。

記録画像に残したくないくらいにね。

 

鉢をチェックすると、

株元にカイガラムシが大量発生していました

除去してもまた再発生の繰り返し!

 

そのうち株元から

元気なシュートが出てきたので、

カイガラムシが付いて元気がない古い枝は

全部切り取りました。

 

今年の春さらにシュートが伸び蕾も付き

今年は復活した!

また可愛い花が見られる!

と、喜んでいたのです。

その一方で、シュートの伸び方に

少々違和感を覚えていました。

 

 

 

あれっ、花の大きさ、色、形が違う!!

咲いたら全く別の花!!

 

花だけではありません。葉の色も大きさも。

ワンダー5の葉色はシルバーがかった緑

これは明るい緑です。

 

そして直立性のワンダーファイブに対し、

これは横張性or這い性のようです。

(↑)の画像を見ると、

枝が鉢から下垂していますよね。

 

なぜ、全く別物の薔薇になったのでしょう?

古枝を切ったときに

接ぎ木した台木だけが残ったのでしょうか?

 

 

リーフハウスのブログで

今年もワンダー5が入荷したことを知り、

 

 

6月始め、久しぶりに那須までドライブ。

新たに2ポット連れ帰り植えたのが

左の鉢です。

 

 

 

 

リーフハウスのhataさんに事情を話し、

台木だけが残ったのかと訊ねてみると

「そんなはずはありません。     

 生産者の早野園芸さんは接ぎ木で

 生産しているのではないですから。

先祖返りだったりするのかな?」 

           とのこと。

 

品種改良の親が分かれば謎が解けるかと

検索してみましたが、分かったことは、

ワンダーファイブは、早野園芸さんの

オリジナル品種であることだけでした。

 

不思議(wonder)は深まるばかりですが、

ワンダーファイブだけに、

wonderが続くことが似合うのかも!

 

 

・・・*・・・

 

 

薔薇フェスタの後に

開花を迎えた遅咲きの薔薇たちです。

 

 

  

 

ボスオブブライ / ティー・クリッパー

 

 

 

バニラ・ボニカ

 

 

  

 

ピンク・シャンパン / 十六夜

 

 

 

フレンチカンカン

 

 

  

 

ハマナス・トパーズジュエル/ラブリー・メイアン

 

 

 

センセーショナル・ファンタジー

 

 

  ソレロ

 

 

 

 ザ・フェアリー

 

 

雨の中で咲く遅咲きバラは、

どんなに可愛く咲いても

雨に打たれれば瞬く間に変色し、

うな垂れ・・・見るも哀れな姿です。

見ているのも辛くて・・・・・