早咲きの薔薇に続いて、
中盤咲きの薔薇たちも目覚めの時を
迎え始めたようです。
これからクライマックスを目指し、
ベストシーズンを駆け上っていく
コテージガーデンです。
(今回の画像は5/23~26に撮影したものです。)
春の草花の開花は2週間以上早かったので、
薔薇のピークも1週間は早まるかと予感・・・
ところが5月は、
走り梅雨の天気が1週間近く続き、
最高気温も20℃前後の日が続きました。
22~23℃の日が続くようになると
薔薇の開花ラッシュを迎えるそうです。
だから、20℃くらいではねぇ……・・
結局、今年の薔薇のピークは、
例年通り6月中旬になるのではないかしら?!
コロナ禍の昨年は
市内在住の友人・知人に限っての
オープンガーデンでした。
母の介護が加わった今年は、
肉体的にも心的にも余裕がありません。
だから、2021は
夫婦ふたり限定オープンガーデン(笑)
楽しみと癒しを与えてくれることでしょう。
・・・*・・・
ポタジェに続く西のアーチ脇で、
ハコネサンショウバラが満開を迎えました。
下から見上げるポジションでは、
花が良く見えないなぁ・・・・・
では、離れた場所から、
脚立の上で撮ってみようかな!
ほら、見えた!!
ねっ、たくさん咲いているでしょ!!
(手前の薔薇はリ・パブリック・ド・モン・マルトル)
トゲトゲトゲトゲの固い蕾の中から
こんな儚げな花を咲かせるんですよ。
たった2日ほどで散ってしまいます。
サンショウイバラに続くアーチには、
ラベンダーラッシーとアンジェラ
そしてヴァルトブルグの蕾が控えています。
*
こちらもまだ蕾のジプシーボーイが
絡んだアーチの下で、
ひっそりと項垂れて咲くのは、
アリウム・シクラム
自己の存在を否定しているみたいに
なんだか悲しげ・・・
もっと胸を張ったらいいのにね
いやいや、
頭を上げて空を見上げたらいいのにな。
でもね、項垂れた花の中を覗くと、
意外や意外!!
ドキッ!!
案外、派手な顔作り!
派手な化粧が恥ずかしくて俯いてるの?
それとも・・・・
見えないところに贅を尽くす江戸の粋を
心得ているのかな?
植えっぱなしでも毎年咲いてくれる
薔薇のコンパニオンプランツなんです。
そんなシクラムが大好きなんです♡
シクラムのすぐ近くで、
デンティベスも1輪咲きました。
波打つ5枚の花びらに
赤紫色の蕊が映える♪
*
もう1つのトンネルアーチの天辺では、
(トンネルサイドへの薔薇の誘引は敢えてしません。
下草に光と風を通してあげたいのでね。
その代わり、薔薇と共演する下草が終わった後に、
2種類のクレマチスがサイドを覆うようになります)
マダム・アルフレッド・キャリエールの
ソフトアプリコットの花が咲き始めました。
濃ピンクの蕾はシャンテ・ロゼ・ミサト羽衣
トンネル下で終焉を迎えた
ジャーマンアイリスの裏側には、
ブリッジオブサイのアプリコット色の蕾が
目立つようになりました。
その隣では、
ピンク・サクリーナと赤花山芍薬が
仲良くピンク色に染まりました。
*
庭に点在する薔薇たちは
蕾を徐々に萼割れさせ、
花の色を覗かせるようになりましたが、
まだまだ咲き出すタイミングを
窺っているようです。
ピンク・グルス・アンアーヘン
*
零れ種で増え続けるモンティア・シビリカ
薔薇の根元に
桜色のカーペットを広げたみたい♪
シノグロッサムとモモバギキョウと
セリンセ・マヨールと
・・・*・・・
以上は5/23~26に撮影した画像ですが、
今日5/29の最高気温はやっと22℃となり、
ブリッジ・オブ・サイ、ピンク・サクリーナ
山芍薬が開花♪
キャリエールも花数を増やしました。
本日撮影の以下の画像を
急遽付け足すことにします。