眠り姫のような空が瞬きました。
鈍色の薄日がこぼれ、
たっぷり潤った庭に仄かな光が宿りました。
アナベルの白がグリーンの中に
くっきりと浮かび上がります。
挿し色に使った黄色い宿根ひまわりと
赤紫のコーカサスジャーマンダー
(テウクリウムヒルカニカム)の花が
さらに華やいだ空間を演出♪~♬
大きなアナベルの足下には
咲き始めたばかりのアナベラのピンク
宿根ひまわりの裏側では
アガスターシェ・コリアンゼストの薄紫が。
ジャングル化しつつある
コテージガーデンで今、
美しさが際立っているのは
「紫陽花ガーデン」です。
*
一時の仄かな光に誘われたのか、
「紫陽花ガーデン」は、
たくさんの小さな訪問客で大賑わい♪
ヒョウモンチョウや
蜜を求めて花の上を乱舞する様は
ロンドに乗って輪舞するが如く・・・
「紫陽花ガーデン」で
モンシロチョウたちに人気No.1は
コーカサスジャーマンダー
ポタジェのコーカサスジャーマンダーは、
蜂たちに大人気の様子です。
一昨年千葉から種でやってきた
コーカサスジャーマンダーは、
日光の気候に馴染んで宿根し、
コテージガーデンの夏の顔になりました♪
*
「紫陽花ガーデン」で
近年一番のお気に入りは、『卑弥呼』
八重咲きのガクアジサイです。
装飾花はもちろん、両性花まで八重咲き
青から紫に移ろい、その後は
シルバーグリーンへと移ろいます。
ほら、装飾花の1番外側が
シルバーグリーンへ移ろい始めていますよ。
*
碧の瞳もたくさん咲いています。
でも、
見た目はさほど多くない!!
新しく伸びてきた蕾の陰に
隠されてしまうのです。
『碧の瞳』の瞳って、
真っ青な蕊の部分のことなのかな?
*
コテージがーデンで、
一番遅咲きの紫陽花は、
虎斑クサアジサイ
秋まで咲き続ける紫陽花ですが、
冬は地上部が枯れてしまいます。
いよいよ、
咲き出す準備が整ったようです。
ワイルドオーツミスティーリバーも
開花の準備が出来たようですね。