不思議なことに、

渦紫陽花の渦が消えた!!

 

 

 

どの花見ても、きれいだなぁ みな扁平!

 

 

 

鉢植えの渦紫陽花を連れてきたのは

多分、2014年の春でした。

装飾花の縁が貝殻のようにくるっと丸まった

「これぞ渦紫陽花!」だったのです。

(画像を探しましたが見つかりませんでした。)

 

ところが、その年の秋の始め、

なぜか2度目の花が咲きました。

 

 

春の花とは異なり、

縁が厚く、幾分丸まっているものの

あれっ、渦紫陽花と言えるの?状態!!

 

今年こそくるっと丸まった花が咲くか?

の期待は、毎年裏切られ、

それどころか

装飾花(萼)の形は今や全く別物です。

 

 

これがここ数年間の定番の姿

扁平になっただけでなく、

ギザギザの切れ込みまで現れました。

これはこれで好きですが、

渦紫陽花が渦紫陽花でなくなっちゃった!

 

 

渦紫陽花の誕生は江戸時代。

ウイルスに冒され、病気に罹って

変形した紫陽花を園芸種として

改良したことに始まるのだそうです。

以後固定され、数百年の間、

あのくるっと丸まった姿が

受け継がれてきたというのですが・・・。

 

 

あれっ? ということは・・・、

うちの紫陽花は病気が治ったってこと?

いやいや、

別の病気に罹ったのかな?

 

はてさて、なんとも不思議な話です。

 

 

・・・*・・・

 

 

プンプンプン・・・

なんだかオカンムリな様子

 

「この前、紫陽花ガーデンの紫陽花たちを

紹介したのに、どうして私たちを

紹介してくれないの?」

 

不満たっぷりなのは、

メインガーデンの紫陽花たちです。

では、紹介しましょうか。

 

まずは、水場周辺から。

撮影日に幅があり、同じ花でも咲き具合に差があります。

 

エンドレスサマーと柏葉紫陽花

 

 

 

柏葉紫陽花の後方で、

アナベルが白くなり出した。

 

 

アジアンビューティー・キモノ

 

 

 

 

 

 

咲き始めはダブルノックアウトと共演の藍姫

 

 

 

名不明の紫陽花

春は黒葉が美しく、葉だけでも鑑賞価値あり。

花が咲き出すと緑葉に変わる

 

 

花色の変化も面白い。

白に小豆色のピコティーで咲き始め、

ピコティーが中心に向かってに

滲むように拡がりながら、

次第に薄紫に移ろう。

 

 

 

青覆輪清澄沢

 

 

装飾花はアイボリーに小豆色のピコティー。

こちらも少しずつ滲むようにひろがり、

薄水色に変化する。

 

 

 

両性花の鶯色の蕾は

ピンク→紫→青で開花となり

各色が濃淡で交じり咲く様子が美しい。