積雪20cmであれ、所詮は春の淡雪
2日前の大雪は、水となり、地面を潤し、
植物を育む糧になりつつあります。
雪の中所々に、もう地面が姿を・・・
大きなホルスタイン牛が
寝そべっているみたいな今日の庭です。
雪の重みにへたれた草花でしたが、
思ったほどのダメージはなく、
みんな元気!! ホッ・・・
・・・*・・・
前更新記事と前後しますが、3/25に
『ミズバショウのための特別開園(3/24~29)』中の
日光植物園に今年も行ってきました。
*日光植物園の正式オープンは4/15です
館野先生による園長ガイドツアーに参加。
今年は昨年より時間が短く
中身の濃いお話でなかったのは残念でしたが、
それでもわかりやすい説明や
質問に丁寧に答えて下さるガイドツアーは
楽しかったです♪~♬
昨年より4日早い参加だからなのかなぁ?
開花している花はずっと少ない印象で・・・
アメリカのミズバショウは黄色・・・
というお話があったので、
英名スカンクキャベツ(skunk cabbage)の名の通り
悪臭がするのかどうか訊ねてみました。
虫媒するために
ハエをパートナーに選んだザゼンソウは
ハエが好む腐臭を放つ。
ザゼンソウと姿形がよく似ているので
誤解され、skunkの名が
ついたのだろうとのことです。
アメリカミズバショウは、
むしろ甘い香りがするそうです。
4月中旬には、園内でも
アメリカミズバショウが咲くとのこと。
花の香りを確かめに行かねば!
ミズバショウが咲く池には、
卵から孵ったばかりのオタマジャクシがウジョウジョ
池から注ぎ出る小さな流れ
小川のほとりには、緑の茂り
早春のまだ枯れ色が濃い野原で、
流れに沿ったところにだけは
緑が生き生きとしている光景を
よく見かけます。
野原全体がまだ乾燥している季節なので
水分が多い部分は芽生えが早いのだと
思っていました。
それだけではないそうです。
氷らずに水が流れていれば、
氷点下になる土地柄であっても、
流れに沿った場所は0℃以下にはならない。
つまり、暖かいので芽生えが早いとのこと。
なるほどねぇ!
初耳学でした!!
愛らしいトキワナズナ群れ咲いています♪
やがては、この芝生一面が
薄水色で覆われることでしょう。
半世紀以上前、1年生の遠足で
ここに来たときもそうであったように♪
この芝生のスロープで
植物園隣の田母沢御用邸に疎開されていた
上皇様がスキーを初体験されたという
エピソードは初めてお聞きしました。
さらに、
スロープ上方中央にそびえる栗の木は、
上皇様お気に入りの帽子掛けであったとか。
75年以上前の事ですから、
今は見上げる栗の大木も
どれほどの愛らしい大きさであったことか・・・?
・・・*・・・*・・・
ショウジョウバカマ
アズマイチゲ
ミチノクフクジュソウ
セリバオウレン
イワウチワ
ハナネコノメ