日光の紅葉は、
2週間ほど後れている様な気がします。
昨日の朝刊に、
『奥日光戦場ヶ原で初霜と初氷を観測
例年より2週間の後れ』と載りました。
早朝の気温が-3℃まで下がったとのこと。
霜が降り氷が張るようになると、
奥日光の紅葉は一気に進むことでしょう。
*
ウォーキングと草紅葉狩りを兼ねて
10/10、湯本から小田代ヶ原コースを巡ってきました。
湯の湖湖畔はわずかに色づき始め
湖面に影を落とす紅葉に
錦秋への思いを馳せました♪
落差70m、長さ110mの湯滝
滝の飛沫がふりかかる滝沿いの道を下り
滝壺の観爆台から見上げると
紅く色づき始めたモミジが所々に。
湯川沿いのハイキングコースの紅葉
秋めいてきた色合いの中に
ことさらに赤や黄色に色づいた葉を見つけると
気持ちは高まります♪
ハイキングコースの所々で見かけた
『クマ出没/注意』の看板
木道にも果実の種やドングリが
消化されないまま残ったクマの糞を
随所で見かけました。
冬眠前の栄養補給に余念が無いのだろうなぁ!
この季節は人が行き交うハイキングコースですから
昼間はクマも姿を現すことはないと思います・・・
でも、これにはちょっとギョッ!!
小田代ヶ原の木道沿い
湿原への進入禁止を呼びかける木札に
えぐったような生々しい傷跡
左半分は白く日焼けた傷で、
右半分の傷はまだ新しそう
もしかしたら、クマの仕業かしら?
木道の手すりにも同じような傷を見かけましたよ。
・・・*・・・
さあ、小田代ヶ原に辿り着きました。
湿原東側からの眺めです。
左端に『小田代ヶ原の貴婦人』が小さく写っています。
木々の紅葉に先駆けて
美しく色づいた草紅葉
この景色が大好き♡
ここ数年毎年この時期に訪れています。
「クサモミジという植物があるのだと思っていた。」
と、ある友達が言いました。
いえいえ、違うのよ!
草が色づいて織りなす景色を草紅葉っていうの!!
↑↓湿原南側からの眺め貴婦人(白樺)が中央に見えます
湿原の中は場所により
水質や土質などが異なるため
数種類の湿性植物がけんかすることなく
それぞれ自分に合った場所に
棲み分けています。
種類によって色づきの時期や
色の出方に差があるので
見事なパッチワーク模様が描かれるのですね。
湿原西側からの眺め 貴婦人が右端になりました。
左手前のシルエットは、
湿原の夏を彩ったノアザミの立ち枯れです。
西側のこの位置から見る景色が
お気に入りです♪
・・・*・・・
秋の奥日光では、
花の姿は少なくなりますが、
この時期、白ヨメナの可憐な姿だけは
至る所で見ることが出来ます。
たわわに実ったマユミのピンクの実が可愛い♪
ピンクの果皮が割れ、朱色の果実が覗いています。
*
台風19号が接近する中、
のんびり更新記事を書いていました。
皆様が無事でありますようお祈りいたします。