暖かい、いや、暑いくらいに感じた日が3日続きました。
日光でも20℃まで上がったのにはびっくり!!
植物達も戸惑い、かなり慌てたのでしょう。
早咲き水仙やクロッカスが一気に咲き、
山野草も蕾を上げてきました♪
アナベルガーデンのアーリーセンセーション
枯れ葉や土を掻き分けるように
モッコリ咲き上がった様子が可笑しいな♪
こんな大きくなっては、天ぷらにするのは無理・・・
食べ損なっちゃったよ・・・・
シュンランにも蕾
ニリンソウも慌ててムックリ
葉(総苞)の真ん中にプチっと蕾が見える♪
ユキヤナギフジピンキーも展葉して、
真ん中に小さな小さな蕾を抱えていますよ~♬
秋に種まきした花苗たちを
温室に仕立てた自宅2階ベランダで育てていました。
立派に成長したので、そろそろ外気に当てようかと
コテージにお引っ越し開始♪
あと数ケース運べば、引っ越し完了!
定植までは、コテージの苗置き場で一時保管です。
この後の寒さの戻りが心配ですが、
霜の当たらぬ軒下ゆえ、多分大丈夫だろうと・・・
念のために不織布もかけておきましょか。
温室育ちが故に、
フィレオフィラには可憐な青い花が咲き始め、
ニコチアナのポットに紛れ込んで発芽したオルレアには、
蕾が上がりました♪
庭のこぼれ種からのオルレアはまだ小さくて、
ロゼッタ状に地面に張り付いているのだけどねぇ~
・・・*・・・
一気に気温上昇、春めいた陽気に心躍る数日でしたが、
ずっとずっと気を揉んでいたことにも
少し希望の光が差し込んで
ほっとしているところです。
今年はオープンガーデンは無理かも・・・・
本気でそう思っていた時期がありました。
ごくごく最近までね・・・
*
コテージガーデンを作り始めてから10回目の春
今までこんなに厳しい冬はありませんでした。
薔薇のダメージがこれほど大きかったのは初めてです。
寒冷地での薔薇育ての困難を
ことさら大きく感じたのも初めてです。
暖地でのいわゆる冬剪定を
毎年2月末から3月初めでないと開始しないのは、
寒さで枝の先端から枯れ込むから!!
もし、1、2月に剪定すればその後、
切り口からさらに枯れ込んでしまうのです。
今年の寒さは、半端なく枯れ込みを進行させました!!
冬の間の庭パトのたびに、べーサルシュートに出来た縦皺が
根元に向かって伸びていく!!
つまり枯れ込みが進んでいると言うこと!
悪いことに、昨年の夏から秋の長雨と日照不足で
べーサルシュートの出現数が少なく、
その上、そんな天候のせいで
寒さを迎えるまでに熟した枝にならなかった・・・
未熟なシュートは、冬の寒さが堪えます。
3月、ブッシュタイプの春剪定を開始し、
おそるおそるシュートを切っていくとどこまで切っても
切り口は茶色くかさかさと・・・
多くの株が、根元まで枯れ込んでいました。
枯れたのは地上部だけで済んだのかしら?
根まで駄目になっているのかしら?
不安で胸がいっぱいに・・・
晩秋に誘引済みのつるバラの枯れ込みも同様です。
春の満開の景色を夢見てhusと誘引したあの喜びは
失意へと変わってしまいました。
「これじゃ、オープンガーデンはとても無理だね・・・」
希望がつなげそうなシュートは1本だけに・・・
それもわずか2,30cm・・・
こんな状態の薔薇たち・・・
残せたシュートや株元に赤い芽が姿を現したときの感動は
言葉にならないくらいです!
ピンクサクリーナ アイズ・フォー・ユー
2m以上の高さになっていた強健種の千重咲きテリハノイバラも
ご覧の通り、残ったシュートは20cmと50cmの2本
頑張ったね!!
庭全体で、たくさんのシュートを失ったし、
根まで枯れた薔薇もあったけれど、
頑張り抜いた薔薇の命の力強さに励まされました。
この小さな赤いプチッが、6月までに
どのくらいになってくれるのでしょうか?
生命の逞しさと喜びと感動の証に
きっときっとなってくれるよね♬~♬♪~
今年のベストシーズンは、今まで築いてきた庭の景色に
見劣りするかもしれません・・・
不安要素がないわけではありませんが、
それでも、厳冬を乗り切った庭の証として
例年通り6月に、オープンガーデンを実施しようと
決意しました。
5月下旬までには、OGの期日等
詳細をお知らせできると思います。