やっと咲いた~♪
いえいえ、咲いたのは白薔薇ではありません(笑)
左の方のぼわぁっとピンクの、
焦点が合ってない、
ぼけて写った花なんです。
美しい色の可愛い花ですよ♪
カラス葉と暗紫色の茎がガーデンカラーの引き締め役♪
葉の付け根から、しゅ~っと伸びた茎の先端で宙を舞うように咲いた花
hanasuki産のドリコスラブラブDolichosu Lablab
6月のOGの時に持ってきてくださいました。
数年前に一世を風靡した流行語を連想しちゃうネーミングだけど(笑)
Dolichosは、ドリコス属(フジマメ属)
Lablabは、アラビア語のLubia(豆の意味)が語源だそうです。
和名はフジマメ(藤豆)といい、食用にしている地方もあるそうですよ。
花後の果実は、濃い紫色の鞘になり、観賞用としても美しいそうですが、
やっと今頃咲いた花が、果たして寒くなるまでに実を結んでくれるでしょうか?
日本では1年草扱い。
でも、東南アジアやアフリカの原産地では本来多年草とか・・・
現在は庭で地植えにしていますが、
根を堀上げコンサバ越冬できるといいのだけどなぁ・・・
マメ科の移植は難しいかなぁ?
・・・*・・・
やっと咲いた花、もう一つ♪~♫
ニコチアナ・シルベストリス
大きな葉に包まれすっくと立ち上がった茎の先端で
白い花が優雅にうつむいて咲いています♫
咲き出したのは、やっと1週間前。
夏の長雨で開花がかなり遅れました。
パーゴラに吊したサンキャッチャーが
虹色の光を放って♫
ニコチアナ・シルベストリスに出逢ったのは9年前
「とちぎ園芸」で、売れ残り最後の1ポットとの出逢いでした。
一目惚れして連れ帰ってから、ずっと種で繋いできた庭の大切な住人
9年前に作り始めたコテージガーデンの歴史を
ずっと見てきた住人でもあります。
9年間に、あちこちに嫁いでいった種が、
さらに知らぬ土地へと嫁ぎ、
繋がりが広がっている様子を見守るのも
私の楽しみの一つです♥
ナス科の花の形特有の星型の合弁花
その形はニコチアナ・パープルやライムグリーンとも共通ですが、
異なる点は、開花が進むにつれて花弁が反り返ってくることと、
筒状の部分がとても長いこと。
蝶々のストローで、この筒の長さを花底の密や花粉まで届くのかしら?
受粉の手伝いは誰がしているのでしょう?
花の周りには小さなアリや蜘蛛の姿を見かけることが多いような気がしますが・・・?
そして何よりも他のニコチアナと異なる点は、夕方から夜にかけ
芳香を放つことです。
香りで、筒状の長い部分と相性のよい虫を誘っているのでしょうか?
暗くなってからの観察をしたことはないので、分かりませんが・・・
アネモネ・シルベストリス、マルバ・シルベストリスフェニックス・シルベストリス・・・・・
ニコチアナ・シルベストリスの他にも、シルベストリスがついた花の名前を見かけます。
シルベストリスsylvestrisとは、ラテン語で「原種」の意味なんですよね。
アルバalba・・・白 オーレアaurea・・・黄金色 プルプレアpurpurea・・・紫
ロゼアrosea・・・バラ色 トリコロルtricolor・・・3色 ヴィリディスvyridis・・・緑色
バリエガータvariegata・・・斑入り ハイブリダスhybridus・・・雑種
最近は、鉢花や花苗についたタグには、上記のような学名(ラテン語)が
カタカナ表記で使われているのをよく見かけます。
*
こちらでは、2株目のニコチアナ・シルベストリスが、
まもなく咲こうとしています。
そしてその後方には、ライムグリーンの
ニコチアナ・ラングスドルフィーが3ヶ月も咲き続け、
そのまた後方では、ピンクとローズの
クレオメが、ひらひらと蝶舞う様を描き、
さらにその後方で、背高のっぽの
アノダ・クリスタータが背比べ
採種もこれからです。良い種ができますように!
アノダの左後方で大きな葉を広げているのは、
アプリコット色のジンジャー
ジンジャーの葉陰で秋色に染まったのはコバノズイナの葉
斑入り葉のミズヒキに、密やかに咲くのは紅白の花
・・・*・・・
ポタジェのベンチのあたりでも、
コバノズイナが色づき、斑入りミズヒキも咲いています。
斑入り楕円形の葉はワレモコウ。
そろそろ蕾が上がっていい頃なのだけど・・・・
トキンイバラの返り咲き2輪
ベンチ上の鉢では、ジュズサンゴの葉も色づき始めてる♫
ベンチ後方の黒花ヒキオコシに花数が増えました。
黒花ヒキオコシのこのお顔を見る度に、
牙をむいたコウモリとドラキュラを連想してしまうのは私だけ?