週間天気予報とにらめっこ
春と秋のある時期は、天気より気温の予報がとっても気にかかります。
それは、種まきのタイミングを計っているから
どんな植物も生育気温の幅は広いけど、発芽適温の幅は狭いのですよね。
そのデリケートな幅を週間予報で読み取り、勘を働かせ
今がチャンスだ!という時を逃さない
そのつもりでいるのに、結構失敗も多いけど・・・
寒さの戻りや暑さの戻り、人知を越えた天候は、
人間の力ではどうしようもないからね
今年の秋の種まきは、数少ない成功例と言えそう♫
上の画像は、66種類の種を2日がかりで9月5日に種まき完了した直後の様子です。
2日後には、1番のりのアグロステンマが発根し、
3日後には、こんなにぞっくり出揃いました。
(アグロステンマ、ペインテッドセージ、リナム)
5日後の今日現在では、26種類の発芽が確認できました。
まさしく発芽適温のタイミングだったんだなと実感♫
*
7月24日に播種し、8月末から9月初めにポット上げした
パンジーとビオラの苗は、312個(もう消えた子もいるけど・・・)
本葉の枚数が増えてきましたよ。
*
適正な方法かどうか分かりませんが、
私の秋の種まきタイミングの計り方をお話ししましょう。
秋蒔きの種の多くは、15~20℃を発芽適温とします。
だから、
週間天気予報で、最低気温が17~18℃、最高気温22~23℃前後が
続くようになる頃をチェックしています。
私にとって、それが秋の種まきのタイミング♫
発芽適温より高い時期に蒔けば、発芽までの日数がかかります。
日数がかかっても発芽すれば良いのですが、
場合によっては、水分をたっぷり吸った種が、
腐ってしまったことが何度もあります。
時期を逃して遅い持期に蒔くと、低温のため発芽せずに終わります。
秋蒔きの種でも、やや高めの20~22℃を適温とする植物や
やや低めの15℃前後を適温とする植物もありますから、
私は初めての種を蒔くときは、必ずネット検索で調べることにしています。
発芽適温と同時に、検索していることがもう一つあります。
それは、好光性か嫌光性かということ。
発芽のために、好光性なら覆土は控えます。嫌光性ならしっかり覆土します。
アノダやバジル(春蒔き)、ブラックレースフラワーなどが好光性の例です。
以上がしば~じゅ流の秋の種まきです。
無事に発芽すれば、苗作りは50%の成功!
しば~じゅにとって残り50%は、冬を乗り切れるかどうかです。
種から育てるって奥が深いですよね。
そして、小さな小さな一粒の種から成長を見守る楽しみは計り知れません。
・・・*・・・
アーチを突き抜け、びゅんびゅんシュートを伸ばした
マダム・アルフレッド・キャリエール
おやおや、キャリエールだけが突き抜けているのではなさそうですよ!
キャリエールのシュートに絡みつきながら、
もっと高いところへ到達しているものがあります。
hanasuki産の白花ルコウソウ
どんどん大きくはなるけれど、いっこうに咲く気持ちはない様子
葉が細かく裂けるサイパンプレスというこの種は、
高温でないと開花できない! 経験済みです。
30℃以上の真夏日が一日もなかった8月でしたから、
きっと今年も咲かずに終わる・・・そう思っていました。
2日前に蕾を2つ発見! 昨日開花!!
秋晴れが続くようになったら、咲いてくれるかな? 咲いてくれるといいな♫
ジンジャーもなんとかショボク咲いてます。(昨年は立派だったよ!)
パレードのパーゴラを半分ほどジャックしたセンニンソウ。満開です。
(fff~ ずいぶん間引いたから半分ジャックで済んだ・・・)
3日連続の秋晴れ♫ 虫達も蜜集めに大忙し
虫達の人気ナンバーワンは、ユーパトリウム(コノクリウム)
ハイドランジア・ウィンキーピンキーが秋色に染まりはじめて♫
カカリア2種
こぼれ種からシノグロッサム やっと本格的に咲き出したアノダ
ニコチアナ・シルベストリスにやっと初花
はるままさんから出戻りさせてもらった紫ルーシャン、今年は種が採れそうです。
5.6年前に路傍のアスファルトの割れ目に生えていた1本を
連れ帰ったのが全てのはじまりだった!
こぼれ種から殖えすぎて困りますのブロワリア・ビスコーサ
咲けば可愛いのだけどね・・・
蝶豆に、鞘が2つ♫ 熟した種を採れるといいのだけど。
大好き♥ 斑入りのベロニカ・シャーロット
去年の株は、長雨多湿で瀕死の状態
新たに連れてきてしまいました♫