えっ、知らなかった! なんだか騙されていた気分だなっ!!
シュウカイドウ(秋海棠)は、日本原産かと思っていたの。
和花のイメージが強いでしょ!
そう思っているひとが多いと思うのだけど・・・ね、違う?
どこでも見かける花だし、
茶花として一輪挿しに挿したら、様になるし・・・・
秋海棠は、本当は、チャウハァイタァンと読むのだって!ヽ(*'0'*)ツ
江戸時代に中国から渡来したとき、
中国名を日本語読みしてシュウカイドウと呼ぶようになったのだってさ!
そんなこと、全然知らなかった!
カルチャーショックだわ~
薔薇の茂みの中にもシェイドガーデンにも、
こぼれ種でどんどん殖えて、抜いても抜いても殖えて、
今年もこんなに咲いてます。
・・・*・・・
この茎には、雄花しかまだ咲いていませんね。
小さな雌花の蕾は見えるのだけどな・・・
こちらも、雄花ばかりです。
シュウカイドウは、一株の中に雌花と雄花がつく
雌雄異花なんです。
↑ やっと開き始めたばかりの雌花を1つ見~つけた!!
左が雄花。だから、黄色い部分はおしべ。
右が雌花。花の付け根が三角錐の形に膨らんでいます。
この三角錐の子房の中に、やがて種ができるのね。
花びらは、しべの左右にある小さな2枚(♂) or 1枚(♀)で、
上下の大きい方は萼
めばなの中の黄色い部分がめしべ。
花びらが1まいしかありません。
秋海棠の咲き始めが雄花ばかりなのは、
雌花が後から咲いたとき
速やかに受粉できるよう、雄花がスタンバイしているって事かな
そういう植物って多いものね。
・・・*・・・
白花の秋海棠も少し遅れて咲き出した♪
この画像の3つの部分(↓)から、
花が咲いていく過程が分かります。
の半透明の外皮(苞?)をめくると、
中には3つのパーツが。
向きを変えると、わかりやすいね。
真ん中は、雄花♂(三角錐がないからね)が咲くのでしょう!!
左右の2つは、またまた半透明の苞に包まれていますよ!!
雄花が咲いた♪
雄花の両サイドは、またまた新しい苞に包まれた蕾たち
この苞の中にもまた3つのパーツが。
この枝分かれを数回繰り返して、
だんだん大きな花序(花の塊)になるんですね♪
役目を終えたり、フライイングした雄花は散り、
受粉に成功した雌花だけが残ります。
おびただしい数の種子を作るのに、それだけでは満足できず
秋になると秋海棠は、ムカゴも作るんです すごいね
・・・*・・・
秋海棠は、ベゴニアの仲間。
秋海棠は雨に打たれても元気ですが、
他のベゴニアたちは、直射日光や湿気、寒さにも弱いですね。
だから、
春から秋まで軒下で、冬はコンサバで、管理しています。
右手前の白 ファイヤークラッカー・ホワイト
ドラゴンウィング
木立ベゴニア
サザランディー
ベゴニアに交じって、木立クレマチス・白麗の2番花が咲いています。