25℃と高温発芽のセラトテカ・トリロバを
冷涼なコテージガーデンで種まきから育てるのは結構難しい・・・
暑い夏になるかならぬかで、成功or不成功が決まります!!
↑ 大成功の2013年8月
一昨年は× 昨年は△ 今年は○になりそうです♪
一昨年は、全く種が採れず、
昨年は、保管していた種で繋いだのですが、
昨年の夏から秋も今年同様の長雨で、生育不良
採れた種は白花のみがほんの少々
ピンクの花は絶えてしまいました・・・・
今年5月に祈る気持ちで蒔いた10粒ほどが、
7月前半まで続いた暑さのお陰で、順調に育ち、
やっと開花の時を迎えました。
7月末からの長雨と、ここのところの低温で開花は遅れたけれど・・・
セラトテカ・トリロバの蕾から果実までの変化がユニークで、
見ていて飽きない!! 本当に面白い花です♪
ふわふわの産毛に覆われた優しいフォルム
なのにどこかしら、しかつめらしい表情
かっちりと折り目をつけて星形に畳み込まれているので
しかつめらしく見えるのよね、きっと。
でも、しかつめらしい顔をしながら、
必死に何かをこらえているようにも見えませか?
下あごが、ちょっとゆがんで緩んでいるんです( ´艸`)
ほらね、こらえきれなくなったみたい!!
今にもアングリと下あごが外れそうヽ(*'0'*)ツ
あわわ~、たいへんだぁ~!! ついに~
下あごがベロンとはずれて、
長~い舌が、ビロ~~ンと伸びちゃった!!
(*’艸3`):;*。 プッ
ハァ、ハァ、ハッ・・・
肩で息継ぎしているような荒い息づかいが聞こえてきそうでしょ!
わんちゃんの舌みたい? いやあ、狐の舌かもね。
セラトテカ・トリロバの別名は、
ワイルド・フォックスグローブ、あるいは
アフリカン・フォックスグローブとも言うんです。
南アフリカ原産ゴマ科の植物で、
ジキタリス(フォックスグローブ)に似ています。
でも、ジキタリスはゴマノハグサ科。
種子は色も形も黒ゴマそっくりですよ。
狐から育った子は、鬼になる
えっ、なにそれ? って、これ見りゃ分かる
ほら、立派な角が2本生えた鬼!
これが、セラトテカ・トリロバの果実です♪
学名 ceratotheca triloba は、ギリシャ語の
kerato(角のある) + thek(ケース)
から来ているんですって
なるほどねぇ、角があるケース(鞘) そのまんまだよねぇ!
セラトテカ・トリロバ解体珍書の過去記事です ↓
https://ameblo.jp/js-cott/entry-11599006072.html
・・・*・・・
初秋の花が咲いています。
カリガネソウ 低温続きのせいか、例年より濃い青紫
カリガネソウと並んで、ヒペリカムの赤い実が映える♪
ホトトギス(↑)もまもなく開花 クサボタン・入傘山(↓)は、これから楽しみ