耳に心地よく優しい響き、Spring ephemeral♪~
スプリング・エフェメラル、最近この言葉を知りました
里山の春、雪解けを待ちかねたように芽吹き、急くように可憐な花を咲かせると、
春本番になり木々茂る頃には地上から姿を消してしまう草花達
そんな儚げな植物達を、スプリング・エフェメラルと呼ぶそうです。
ephemeralとは、「短命の」とか「一日限りの」という意味
Spring ephemeral、春の儚い命、春だけに会える儚い妖精、春の妖精
日本では、キンポウゲ科、ケシ科、ユリ科のごく一部の植物が
Spring ephemeralとして、数えられているようです。
http://keima.la.coocan.jp/season-full/season-plant/spring-ephemeral/
コテージガーデンに咲くSpring ephemeralをさがしてみました♪
雑木の下で立春の頃、落ち葉の中から顔をのぞかせる福寿草
寒かった3月、開花が遅れました。
昨日初開花のカタクリの花
天気が良かった昨日は、花びらがくるりと反り返っていたけれど、
曇りの今日は、元気なく俯いて・・・・
夕方になると閉じてしまいます。
(2016年4月19日撮影)
Spring ephemeralとしては例外で、常緑の葉を持つショウジョウバカマ
(左)手前のミョウガのような形が花芽、後方の立ち上がったのは葉芽
(右)ミョウガのような苞の中から、姿を現してきた花
(左)優しいピンクの花びらと紫の雄しべのコントラストが素敵♫
(右)花色はさらに優しいピンクに移ろって。白い花粉に覆われた雄しべ
白いショウジョウバカマも咲き出しました。
白いショウジョウバカマの葉陰に姿を現したキバナカタクリ
立った一つの球根から5年ほどで、10芽以上に増えました。
ピンクのカタクリが、種から開花まで8年かかります。
なかなか増えないカタクリに比べて、大変な増殖力!
花が咲くのはまだ先のことです。
(2016年4月撮影)
地面が蓄えた熱をたっぷり吸い上げたいのかな?
赤ちゃんの手のような小さな葉っぱをひろげているのは、ニリンソウ
葉っぱの真ん中に、小さな蕾も見えますよ♪
葉の中央から花茎を立ち上げて咲くの、ユニークでしょう!
ニリンソウという名を持つのに、1輪咲きや3輪咲きもあるんですよ
(2016年4月撮影)
忘れるところだった
もうひとつ、Spring ephemeralを見つけました。
ムラサキケマンです。
コテージガーデンでは、雑草扱いのムラサキケマン
見つければ抜き取ってしまうので、
もちろん花の画像はありません(*’艸3`):;*。 プッ