光、満ち満ちて、雨降りしあとの朝の庭
さるびあ・いえろーまじぇすてぃ & ぱーぷるまじぇすてぃ
柔らかい光の中に、
風に揺れ遊んでは、冷たい雨の雫を振り落す
ぱーぷるまじぇすてぃの花、やっと咲き出しにけり
さも急がじと、今少し、
我が喜びのために
雫の輝きを花上に留めん
ろーずりーふせーじ
この季の最後となりし一輪に、
生命の輝きを映し出させし雨の雫
たつなみそう
ぺるしかりあ・すぺるば
ぺるしかりあ・しるばーどらごん
くなうてぃあ・まーすみじぇっと
しのぐろっさむ・みすてりあすろーず
霜に当たりて蒼ざめし花びらをも
再び、命の輝き灯せし雫かな
水晶の首飾の如き雫の連なり留め置きたるを
薔薇葉の上に見たり
蕾の上にも、花の上にも見たり
(↑) ういんだめあ、ぶらっしんぐのっくあうと (↓)じゃっく・かるてぃえ
(↓)ぱっと・おーすてぃん
薔薇葉、紅く燃ゆる
コバノズイナの葉もまた、朱の色に染まりたる
父が遺ししもみじ葉、いよいよ赤く燃ゆる季を迎えん