9日ぶりに拡がった青い空、
真っ白なちぎれ雲がぷかぷか流れていく♫~
気持ちいいなぁ♪
こんな日は、久しぶりに遠出をしたくなる。
でも、残念なことに、午前中は町内行事のお手伝い・・・・
昨日、午後から、
埼玉県幸手市の権現堂公園まで、曼珠沙華に会いに行きました。
到着したのは、日が西に傾き始めた頃。
でも、それでよかったのかもしれません・・・・
駐車場にスムースに入れましたので。
見頃の日曜日とあって、昼間は相当の混雑だったようです。
ニュースやブログで紹介されるたびに、
1度は行ってみたいと思っていた権現堂公園。
鎮守のお堂があり、その周りに曼珠沙華が咲き乱れる
そんな光景を想像していました。
違うのですね。
権現堂は、江戸時代の権現堂村の名に由来するとのこと。
村に権現三社があったことが、村名の起こりだそうですが、
延々と続く堤を、曼珠沙華を愛でながら歩いた限りでは、
何所にもお堂らしきものはありませんでした。
人々の暮らしを暴れ川から守るために築かれた堤が、
今や、水仙、桜、アジサイ、彼岸花(曼珠沙華)、四季折々の花の名所となり
訪れる人々を魅せているのですね。
土手一面に咲き誇っていた曼珠沙華。
その数は300万本。
植え付け面積は24,000㎡。
保存会会員と市民ボランティアの協力で大切に保護されているとのこと。
多くの人々の汗と誇りと花々へのたゆみない愛情が、
この光景を創り出している
緑濃い公園で、朱赤に染まって咲く曼珠沙華
強烈なコントラストの色彩を、所々で白く咲く曼珠沙華が和らげて
大木の足元で長い蕊を瞬かせ、桜の梢を見上げても
あなたが桜の花びらシャワーを浴びる事はないのだね・・・・
曼珠沙華の何に魅力を感じるかと問われたら、
くるくるんと反り返った細い花びらの中心から、
これまた反り返ってぐ~んと長く伸びた蕊
と、迷わずに答える蕊フェチしば~じゅ
コスパ撮影に出逢いました。
燃えるように咲き乱れる曼珠沙華の
妖艶で神秘的な光景は、
コスパ撮影に好まれるのかしら?
他所の群生地でも、今までに何回か、
コスパ撮影に出逢ったことがあります。
気づく人は、ほとんどいないのかもしれません。
曼珠沙華の影に隠れるようにして
大木の根元に群れて咲く
ピンクのオキザリスを見つけました。
峠の茶屋で一服、冷し甘酒を
見上げた和傘を透過する朱(あけ)の色が
曼珠沙華の朱の色に重なりました。
桜の季節にもう一度訪ねてみたい権現堂公園でした。