こんなに可憐な花達をレンズが捉えました。
庭で、そして庭の周辺で咲いています♪
5枚の白いプロペラが今にも動き出しそうに見えるね。
空を見上げて咲くこの愛らしい花の願いは、
プロペラをグルングルンと回して、
空を自由に飛ぶことかしら?
とても素敵な色合いの星形の花
俯いて咲く白い花びらの付け根には、
グリーンアップルカラーを秘めていたのね。
胸を張るように、反り返った姿が愛らしいなぁ♬
花後のまあるくて、ちっちゃくて、まっ黒い実がおいしそう♪
でもね、食べることはできないわ・・・・・・・・・・。
あなたには、毒があるんだもの。
この花びらのウェーブカッティングを見て!何て精巧繊細なんでしょう!
この花筒の内側は、ふわふわの毛がびっしり!思わず触れてみたくなる!
この花のカラーコンビネーション、なんて美しいの!
とても変わった花でしょう!?
羽毛のような白い部分は、花びらのように見えるかな?
でもね、これは花びらではなく、雌しべの先端なんですって!!
だから、とてもべとべとしているの。
花びらの白に紫のストライプが粋ですね!
しべの色まで筋々に合わせて、お洒落にコーディネイト♪
あなたを見ていると、夏の夕暮れ、涼し気に装う小粋な浴衣美人を連想しちゃう。
夏の野には定番
とてもユニークな顔立ちは、蜻蛉の目玉を思い出す♪
どれも可憐で可愛い花達でしょう!?
上画像の6種類の花を見たことがありますか?
初出4種は花径が1cmに満たないとてもとても小さな花です。
初めて見る花が多いですか? きっとそんなことはないと思います。
初めて見る花だと感じたら、それはレンズマジックのせい。
あるいは、じっくりと眺めることのない花だから・・・
どこにでも存在するありふれた草花達です。
この可憐な花達が、実は、
抜いても抜いても、気が付くとまたそこに姿を現している、
ハキダメギクであると知ったなら、
道端を覆い尽くすように生え、全草に毒のある、
イヌホオズキであると知ったなら、
あの臭い汁を出し、あちこちに絡みつく、
ヘクソカズラであると知ったなら、
地面を這うように殖え、周りの植物を飲み込むように広がる
チヂミザサであると知ったなら、
地面を這い、他の植物にもたれ上がり、種を飛ばし、どんどん殖える
ゲンノショウコであると知ったなら、
抜いたまま放置しておいたら、雨を浴びて発根し、さらに殖える
ツユクサであると知ったなら、
そして彼らが、庭の中でその存在を主張していたなら、
あなたはどうしますか?
わたしなら、もちろん迷わず抜き取ります!
どんな植物でも名前がないものはないのに、
雑草という十把一絡げの名称で、迷わずに抜き取ります!!
庭への侵略者として、庭の植物達の敵として・・・・
(ヘクソカズラだけは、蔓バラの弊害にならない限り、そのままにするかしら?
だって秋の果実を、リース作りの楽しみに確保したいから・・・・)
ああ、なんて人間は、
いや、ガーデナーは、植物好きと称しながら、
なんて身勝手なのでしょう!!
庭に忍び込む雑草を敵対視する一方で、
海外から導入された新しい植物が、
その国では野に生える雑草に等しい植物であったとしても
いち早くレアなものを入手できたと喜び、
マイガーデンに植栽しては愛しむ
そんな陳腐さを持つのも、ガーデナーです。
そうです。それは、紛れもなく、わたしのことです・・・・・
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庭に置いている水を張った火鉢の中で、
ダイヤモンドの粉をまぶしたような青い花が咲きました♪
最近毎朝、この花に出逢えるのは、ささやかな喜び♬~
ホテイアオイの花は一日花
きのうの花は横倒れ。
艶を失い、哀れな姿。
きのうの艶やかな姿に取り戻したいと、
雨のしずくにすがっていました。
でも、聞き入れられぬ願い・・・・
諦めたホテイアオイは投げやりになり、
花茎を曲げて入水・・・・
いえいえ、青い悪魔と呼ばれるほどのホテイアオイが、
身を投げるなんてことは、あるはずがない!
したたかにも、水中で果実を太らせ、
熟した種を水中にばら撒こうという策略です。
こうして来年も、艶やかな姿で人を魅せるつもりなのです。
今朝も、ホテイアオイの不思議な魔力に魅せらたわたしです。
要注意外来生物に指定されていると知りながら・・・・・・