あれから、8週間が過ぎようとしています。
覚えていますか、この光景を。
そう、戦場ヶ原の景色です。
真ん中の山が男体山。
あの日のゴール間近、もうすぐ赤沼という場所で、
一昨日撮った1枚です。
7月は低温気味の日が続いたためか、緑の柔らかさはあの日のままでした。
それでも、2か月近くの間に景色は移ろいました。
あの日に見たワタスゲはとうに姿を消し、
高原の可憐な夏の花々が、足元を彩っていましたよ。
一昨日は、あの日とは逆のコースで、赤沼からスタート。
この湯川沿いに泉門池(いずみやど)の手前まで歩き、
そこからコースを左にとって、小田代が原(おだしろがはら)を巡ってきました。
今ね、小田代が原はノアザミの群れに彩られているのです。
3人で、いえ、husも加わり4人で歩いたあの日の光景のその後を
今日は楽しんでくださいね。懐かしんでくださいね。
本当に楽しい2日間だった♪
husとあの日を懐かしく語りながらのトレッキングになりました。
この光景(↑↓)に、
吹雪や落雷、大風・・・自然に身を委ね、
耐えきれずに倒れていった大木が語る過酷な自然を目の当たりにして
自然への畏敬の念を今さらに抱かずにいられませんでしたね。
青木橋という橋の上から、
このポイントで、のどかに釣り糸を垂れる人たちを眺めましたっけ。
湯川に釣り人の姿は多かったのに、
魚が掛かっている様子は1度も見ませんでしたね。( ´艸`)
一昨日は、釣り人の姿は全く見掛けませんでした。
通りすがりの人たちと、「こんにちは。」と挨拶を交わしながら、
この木道を約5kmも歩いたのでした。
目に映る景色のすべてにあなたたちは、感動しているようだった。
数歩進んでは立ち止まり、カメラを構え、
その歩みは牛歩どころか、蝸牛歩・・・・・だったねぇ。
あの日、木道の両側を埋めていたホザキシモツケの群落は、
まだ蕾の姿など見せていなかった。。
一昨日は、ピンクの花が見頃に差し掛かっていましたよ。
この光景を覚えていることでしょう。
幼木か若木と思えるほどの貧弱な白樺の木。
でも実際には、樹齢○十年。
過酷な自然に耐え抜いて、大きくなれずにいる白樺たち・・・
この辺りでも、ワタスゲの白い穂が風に揺れていましたね
今は、ご覧の通りのなき姿です。
代わって、木道沿いにはこんな花達が、
トモエソウ イブキトラノオ
ユーフォルビアの仲間のようですが、
戦場ヶ原にいるなんてビックリ!!
ハクサンフウロ コバギボウシ
ノアザミ
花が終わったノアザミに、蜻蛉が止まって高原を吹き渡る風に揺れていた♪
その背は赤く色づき、もうアキアカネの様相
山から里へ下りてくるのもまもなくなのでしょう・・・・
トモエソウ コオニユリ
セリの仲間の白い小さな花が一面に
今日一番に、あなたたちに届けたかった画像は、これなんです♪
何だと思う?百合に似た葉がヒントです。( ´艸`)
分かったかしら?
そう、泉門池近くのあそこで見掛けたあの葉っぱに、こんな花が咲いていました。
ユリ科のコバイケイソウです。
この地点から、まもなく左に折れて、小田代が原へ向かいました。
ノアザミの美しく咲く光景は、また次回に。
しゅずさん、まつりんごさん、あの日を辿ることが出来ましたか?