眠りについてから、何日経ってしまったかしら?

下書きボックスに閉じこもったまま、眠り続けていたこの記事に、

やっとキスをして、目覚めさせました~♪

キスをしたのは、もちろんプリンセスしば~じゅ( ´艸`) 

笑わせないで~~って声が聞こえたぞ!



暑さがピークに達した頃、8月2日のお出かけ記事ですものねぇ。

かれこれ2週間は、眠りについていたようです。



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巷ですっかりメジャーになった天然氷のかき氷

全国で現存する天然氷を製造する氷室はたったの5軒。
秩父1軒、軽井沢1軒、そして日光に3軒。
日光天然氷は、東京近郊はもちろん、今年はイタリアにも出荷され
ミラノの三ツ星レストランのイベントで提供されたそうです





今年はどこで食べようか? そうだ! あそこがいい!

日光珈琲
にしよう!  と、


         家族の相談がまとまりました。


  
(2014年2月15日撮影)  


美味しいコーヒーと、オムライス、ガレット、黒カレーなどの軽食が好評の日光珈琲

夏季限定の天然氷のカキ氷を始めました。

製造元が同じ氷室(ひむろ)の天然氷であっても、

それぞれのお店が工夫して提供する天然シロップで味わうのが楽しみ♪

スマホの案内やガイドブックなどを片手に並ぶ人が増えました。グルメサイトで人気の店です。



かなり待つことは覚悟です。ならば、カキ氷だけで並ぶより、ランチも一緒に!!

待ち時間を利用して、すぐ近くの侍屋敷「金谷ホテル歴史館」(今年3月末オープン)を見学しよう!!

話は、とんとんと進みました。





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日本最古の西洋式リゾートホテル「金谷ホテル」発祥の地は、

金谷ホテルの現在地から1kmほど西に寄った場所に位置します。

明治6年に創業した「金谷カテッジイン」が金谷ホテルの前身。

江戸時代の武家屋敷(金谷家)の若き当主、金谷善一郎(当時26歳)が、

あのヘボン式ローマ字を発案したヘボン博士と出逢い、博士の勧めで住居を外国人宿泊施設に改築。

日光が観光地としてリゾート地として発展するのに、大きく貢献しました。

外国人客には、親しみを込めてSamurai House(侍屋敷) と呼ばれていたそうです。

明治26年現在地に移転された後も、140年以上にわたってそのまま保存されてきた侍屋敷が、

昨年、国の登録有形文化財に指定されたのを記念し、1年間の修復工事を経て

今春3月29日に一般公開されました。


 

一般公開されてから早4か月、

地元のことはいち早くリサーチしておかないとと思いつつ、少々出遅れた感あり!

順番待ちの時間を利用して見学するとは一石二鳥、ちょうどよい機会です。


   この木立の奥が、歴史館



厳選された良質な素材から作られるパンやクッキーに定評のある

金谷ベーカリーとレストランが併設されています。






屋内の撮影は禁じられていたので外観しか画像がありませんが、実に興味深い屋内の様子でした。



海外での知名度が高まり宿泊客の増加に伴って、何回か増築されたそうですが、

上の画像で屋根の高さのことなる部分が、増築された箇所の一つです。

旧建物の江戸時代建造の部分は、とても天井が低く、背の高い西洋人には不便だったのでは・・・・・・?

昔の日本人は、現代人よりずっと小柄で背の低い人が多かったから、

この天井の高さだったのだろうと思いきや、この造りが武家屋敷の工夫だったのですって!

つまり、わざと天井を低くして、しかも天井から下に部屋を横切る太い梁

これなら、深夜忍び込んた敵が、刀を振り振り上げることができないというわけです。

天井に刃先がつっかえてしまうのよ・・・・




金の押絵を施した木製襖戸に見えるは、実は敵に襲われた時の逃げ道であったり、

秘密の隠し部屋があったり、・・・・・・・まさに江戸時代の武家屋敷!

ここで生活した当時の人々の匂いが感じられる空間です。




  

 客を迎えた正面玄関 今で云うホテルのフロント兼ロビーです


        

屋根が掛かった井戸と白塗り壁の蔵             五右衛門風呂の焚き付け口  





冠木門(かぶきもん)が、当時のままに復元された庭園は、四季の移り変わりが美しくて見所の一つ


4月末から5月にかけての春の景色と、11月の紅葉は特に素晴らしい♪




  樹齢?百年のヤマナシの木



春には、白い花に覆われ、それはそれは美しくて・・・・・・

訪れた日には、シシオドシの傍らの石の上に青いまま落ちたヤマナシの実が一つそっと置かれて







   案内リーフレットより接写した屋内展示の様子






  併設のベーカリーで販売されている種々のパン(リーフレットより) 




どれも美味しいけど人気№1は、左上の食パン「ロイヤルブレッド」

厚切りにしてトーストしバターをたっぷり塗り、蜂蜜をかけ~~~ 最高です!





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1時間ほど、ゆっくり見学して日光珈琲に戻ると(徒歩3分)、・・・・・・順番はまだまだ先・・・・・・

それからもかなり待ちました。






古民家を改造したrレトロな雰囲気満載の店内です。


(2015年4月撮影)





昭和があちこちに息づいたまま~  懐かしいなぁ



 


建具類も昭和のまま。  ガラス戸のねじ込み式の鍵、懐かしいですよね。




実はこの古民家の前身は、・・・・・・板壁に名残がそのまま残されていましたよ。

                               何のお店だったと思います?


  

          雑穀店だったんです。  





小学生の時、この店の前をよく通りましたよ。

日光の冬の体育はスケート学習。みんなでスケートリンクに行くときこの前を通ったのです。







さて、いよいよオーダー。 黒表紙のメニュー、これまたレトロでしょ!!


      




  
      husと息子は、御用邸通りの黒カレー




  しば~じゅは、オムライス

それぞれBセットで、ドリンク付きです。   




 今回は注文しませんでしたが、

そば粉のクレープに卵、ベーコンなどを包み込んだガレット・コンプレもあります(2015年4月撮影)





いよいよデザートに、天然氷のカキ氷

  
パイナップル練乳掛け                    あんみつ ・・・・はぁ?




しば~じゅオーダーのパイナップル果実から作ったシロップと練乳の相性はピッタリ♪

息子オーダーのあんみつ・・・・・黒蜜ときな粉が掛かっているから、あんみつ???

ところがどっこい食べ進むと、ほらっ、

ゆであずきでしょ、寒天でしょ、それから、アイスクリームも!!

交換ごっごで食べた「あんみつ」 イケた~♪










  冷たいものを摂るとすぐにお腹がお祭り騒ぎになるhusは、

  コーヒー・男体山ブレンド

  







今回は頼みませんでしたが、+350円で、こんなケーキセットを付けることが出来ますよ


   

        他にも種類ありです。       







日光珈琲は、大正天皇が静養した田母沢御用邸のすぐ近くにあります。

この店の前の緩やかの坂道を、大正天皇を載せた馬車が通って行ったなんて浪漫でしょ♪