仕事が終わると、まっすぐ自宅には戻らず、必ずコテージに寄るhusです。
ハイヌーンティーを飲みながら、
妻とのたわいないおしゃべりを楽しみ、一息するのが彼のお気に入り♪
コテージガーデンのバラが、ハイシーズンを迎えた6月初旬の事だったね。
この頃、コテージに帰って来ると、連日まずは庭を一巡り♪
庭の景色を楽しんでいるようだった。
河本ローズ おとひめ
そしてある時、ぽつりと言った・・・・
「感動するよな~ 昨日咲いていなかった花が今日は咲いて、景色が違って見える。
毎日毎日が、感動の連続だ!
毎日見ていても感動するのだから、初めて訪れる人はどれだけ感動するのだろう?」
おとひめ
あら? そんなに花好きだったっけ?
結婚して31年。4半世紀前は、雑草とそうでないものの区別などつかない人だった。
草むしりを頼めば、後で大きな後悔の波が渦のように押し寄せ・・・・・・
今だって、花の名前を覚えるわけじゃないし・・・・・
雑草の姿形の判別はつくようになり、草むしりを安心して任せられるようになったけど・・・・・
はじめは、妻のガーデンめぐりにだって、仕方なく着いてきたはず・・・・・・・
でもね、30年間は大きいね。
すっかり妻に感化されて、花のある風景を心から楽しめるようになったのね。
だけど、だけどね、毎日の庭の変化に感動してくれるほど・・・・・・
そんなこと想像だにしなかったよ!!
だから、すごく嬉しかった❤ こみ上げてくるものがあるほど嬉しかった❤
そうか、そうだったのか!!
来春、38年間の勤務を卒業するhus
特に趣味と言えるものがない! 余生の生き甲斐を何にするのかと心配していたの。
何回も訊いたけど、いつも返って来るのは、「まだ決まってない。なにしようかな?」
ある時、ふと、「庭を手伝ってもいいよ。・・・・」
「えっホント? 無理して私に付き合わなくてもいいよ~!
自分のやりたいことを見つけた方がいいわよ!」
冗談だと思っていたの。 でも、本気なんだなって最近になって分かったわ!
そう、庭の変化に感動するあなたの姿を見て本気なんだって気づいたの。
毎日わたしが独り占めしている庭を 来春からは、二人占めなんだね❤
妻しば~じゅがいて、これからのhusの人生はまさしくバラ色に染まるのね~♪ ( ´艸`)
バラには棘があるからご用心!! 忘れてはならぬ教訓ですぞ!
* * *
毎日ぐずつく天気です。空が青いってことを忘れてしまうほど・・・・・・。
気温も低くて、毎日最高気温は20℃以下。4月下旬の気温です。
でも、毎日のように降る雨の中で、ちょっと異変が・・・・・・。
無農薬に近い状態でのバラ栽培を目指していますから、
雨の季節 = 黒点祭り
それは今年も変わってない!
でも、その中で、古株となったバラ達(コテージガーデン造園当初から6,7年のバラ達)にちょっと異変!!

毎年、真っ先に黒点病でオールヌードになる子です。
耐病性ありの強健種というのはある程度の消毒をしたうえでの事なんだと理解できたのはこの子のお蔭
確かに強健です! 葉っぱが一枚もない状態になっても、毎年ベーサルをビュンビュン伸ばすもの!
ですが、消毒なしでは、耐病性ありなんて絶対に言えません!
その子が今年はご覧のとおり、雨の中で葉をほとんど失わず、花も咲かせている♫
アンクル・ウォルターに限らず、この庭で6~7年を迎えたほとんどのバラ達が同様なんです。
しっかり根を張り、この地の気候風土に馴染んできたからでしょうか?
土づくりに励んだからでしょうか?
どちらもそうであるような・・・・・・そんな気がしています。
毎年、黒点病の蔓延を見るたびに、薬を使おうかどうしようかと真剣に悩みました。
何種類かの薬やピニールカッパ、散布用のゴーグルを買ったのも事実です。
でも、あと1年様子を見てみよう。1度土を汚すと元に戻らなくなる・・・・・そんな気持ちで、耐えてきた。
それで良かったのかも。
庭に迎えて年が浅い子達は、今年もやっぱりぼろぼろ。
でも、数年我慢して見守っていれば、耐病性がおのずから増す! きっとね♪
バラは黒点病にかかって葉を落とすのは当たり前~ 自然の摂理なのよ~
そう思える心のゆとりが出来ました。
アンクル・ウォルターの頭上には、宿根朝顔に今年の初花一つ咲きました。
バラの2番花が次々咲いてくるまでの間、庭で一番華やかのはこのコーナー
トマトもぐんぐん伸びて、しば~じゅの伸長を遙かに追い越した!
果実も一丁前の大きさになってます♪
ところが、ちっとも赤くなりません。低温と日照不足の所為でしょうね。