カラカラ、カラッポ、ポッカラさん ♪♫~♪
宇都宮から里山に移り住み23年、塾を経営するかたわら、
野菜作りやガーデンづくりを楽しんできたご夫婦の庭、「ポッカラ」。
2年前に塾をやめ、カラッポになった塾の建物。
このカラッポの建物を訪れる人たちが、カラッポの気持ちで、
季節の花に彩られた庭を眺めて、くつろげますようにというご夫婦の願い。
「ポッカラ」の名前には、ご夫婦のそんな願いが込められているそうです。
ご夫婦は、今年の4月から月1回のペースで、里山オープンガーデンをスタートさせたそうです。
始めは、たった2軒で。それが今では、半年の間に15軒に増えて。
昨年は2軒のみで、今年は15軒に増えての公開だそうです。
( 訂 正 )
今朝、ポッカラの奥様、森恵美子さんにお電話しました。お礼と記事にしてブログアップしたことを伝え、
あやふやのまま記事にした部分があるので、間違いについては訂正の連絡をいただきたい旨をお話し
ました。訂正のお願いの連絡がありましたので、上記のように加筆訂正しましたので、お知らせします。
来春花の季節になったら、コテージガーデンにも是非訪問させていただきたいと嬉しい申し出に小躍り♪
これを機会に、花好き同士の素敵な交流の輪が広がることを切望します。
日光市下板橋地区(旧今市市)の里山オープンガーデンへ、10月12日に友達3人と行ってきました。
そもそも、今回のOGがあることを知ったのは、数か月前にブログを通して知り合った
同じ県内、宇都宮市在住のノエさんが紹介された記事でした。
イギリスに発生し、日本国内でもあちこちで盛んに開催される様になったオープンガーデンに、
ず~っと以前から興味と憧れを持っていたしば~じゅ。
現在は、友人・知人・親類だけを対象に、単独OGしているわけですが、
グループや地区ぐるみで、一般公開ができたら、素敵だろうな♫
でも、県内には実施の例をあまり聞かず・・・・、OG巡りをしたこともなく・・・・・
どんな方法で、OGを実施しているのだろうか?
どんな組織で実施しているのだろうか?
開催するうえでの必須事項は? 問題点は? 最善の取り組み方は?
たくさんの?を解くには、行って、見て、聞いて! それが最善の策ですよね。
というわけで、好奇心丸出し、期待に胸ふくらませ、OGへと出かけたのでした。
参加ガーデン数は15軒。そのうち、庭に入ることが可能なオープンガーデンは8軒。
道路から見ることだけが許されたロードサイドガーデンが7軒。
歩いて回ると約1時間半のコースとのことでしたが・・・・・
ポッカラさんと船生ガーデンで、オーナーさんのお話に耳を傾けながら、
ついつい寛いだしば~じゅご一行は、コース巡りに4時間もかかったの。
しかも、後半はロードサイドガーデンどころか、seeing garden in a car (;^_^A アワワワ~~
今回は、ポッカラさんを、次回は船生ガーデンをご紹介したいと思います。
お話を聞くことに夢中で、あまり写真がないのですが・・・・・・。 手書きの案内板が、あったかいね♪
案内板のあちらには、ガレージサイドに煉瓦を貼った手作りプランター
あれ? 長靴があるけど・・・・・・・ ???
ただの長靴ではなかったですね! 立派なプランター!! 美女ナデシコだよね!
これから見せていただくお庭の中は、きっとそんなオーナーさんの心が溢れている筈

元塾のログハウスの入り口で、奥様がお出迎え。
テーブル上には、お土産の
レモングラスの三つ編みが。
レモングラスの爽やかな香りが立ち込めます。
お庭から、今朝刈り取ってきたモングラスだそうです。
数日このまま置いて、半乾きになった頃、もう一度編み直してリースにすると、
目が詰まリしっかりしたリース台になるそうです。
ログハウスの壁には、リースの見本。
お庭からのアナベル・黒ほうずき・のばらのヒップなどが、グラスの隙間に挿しこまれて♪
図鑑でしか知らなかったな! Nice to meet you. のオヤマボクチです。
個性的な花よね~。
葉っぱも、なかなかどうして!
葉を引っ張るようにちぎると、綿のような繊維状の物が!
この繊維状の物は、昔の生活になくてはならないものだったのですって。
昔、火を起こすときに、火打ち石で打ち出した火を移しとる火口(ぼくち)として使ったそうです。
名前の由来はそれなのね。
それから、蕎麦の繋ぎとして使うこともあるそうです。どんな味がするのでしょうね?
シオン、秋明菊、ホトトギス、ダリア、リンドウ、ムラサキシキブ、百日草・・・・・ガイラルディア?
ええと、それから~~~まだいっぱいあったよ! 1週間たったので、かなり抜け落ちました。アハハ^^^
サトイモやダイコン、白菜、キャベツなどの秋の野菜の区画も!
雑木林や田圃、畑に囲まれ、ナチュラル感たっぷりの、豊かな豊かな秋の庭でした。
季節ごとの素敵な景色が溢れる庭なのでしょうね♪
このユーモラスで愛らしいカエルくん、奥様のハンドメイド♪
庭の至る所で、ネコやニワトリの手作り陶器が、植物の陰に見え隠れ!
これが面白かった!
素焼きの壺に植えられたムラサキシキブが、そのまま地面に根を下し、
何とも言えぬ存在感
一番お聞きしたかったこと、
「オープンガーデンをどのように始めたのですか?」
と、訊ねると、
「珈琲でもいかがですか?ポポーを食べますか?ご近所から頂いたのがあるんです。」
他の訪問客への対応も忙しい中で、準備してくださって、ただただ、感謝です!
きっかけは、イギリスのイエローブック。
イエローブックを知って、オープンガーデンにずっと憧れていた。
形を変え、この地に合う形で、OG開催を長年夢見ていた。
いきなり地区の方々を誘っても無理なことと、昨年、友達と2軒だけのOG.
最初の招待者は、地区の人々。
一緒にお茶を飲み、夢を語り……
何の衒いもないありのままの庭を見せ合うことに納得してもらった。
「そんなことなら、うちでもできる。」と、賛同を得られ、今年の4月から形になった。
7月のOG直前の新聞掲載以降は、遠くから足を運んでくれる方やリピーターも現れた。
訪問者との楽しい交流から、元気をもらっている。
見てくださる方々がいるということで、草花や野菜の手入にも気合が入る!
そんなお話を伺いました。
もっともっと、聞きたいことは沢山あったけど、次回はリピーターとしてまた訪ねます♪
また、お話を聞かせてくださいね。
長年、夢見て憧れていたことを、現実にした素敵な女性との出会いに、
勇気と元気をもらいました。