一昨日に引続き、桜狩りのPart Ⅱ、ミステリーツアーの始まりです。
毎年の桜狩り、わが家では別名をミステリーツアーと称してます。
なぜミステリーツアーなのか?
それはね、行先不明のツアーだから。
息子は、事前にコースをいろいろ調べて案を練っているようなのですよ。
だけど、どんなに聞いてもニヤニヤするだけで、行先を教えてくれない。
目的地に着いて初めて知る今日のビューポイント♪ 着いてのお楽しみってことなのね。
今回(今週の日曜日)は、一つだけリクエストしておきました。
それは、昨年行って水仙とのコラボがとても美しかった東那須野公園。(昨年の記事はこちら)
だから、ミステリツアーは県北部方面だとは予想が着きました。
さて、今回はhusも加わり、ご一行3名様、
矢板市から那須塩原市方面へ7つの狩場巡りです
走って走って追いかけて、狙った獲物は逃さない!
頭上高くに弓を掲げもち、狙った獲物めがけて矢を放つ!
あれ? 「狩り」違いになってしまったわ。どこで間違えた?
はい、やり直しです!
走って走って走った道のりは、150km?・・・・・・160km?
狩人のように走り回り、カメラ構えて狙った被写体激写です!
攻めて攻めての桜ハンター
今回も撮りためた写真は200枚超え、フ~~~(*´Д`)=з
画像選ぶだけでも大変でした・・・・・・・。
さて、ミステリツアーの全容をダイジェストでお楽しみくださいね。







800年ほど前に築城された城址。
園内は空掘や土塁、本丸や二の丸など昔をしのばせる史跡が随所に残っていて、
梅や桜の季節には、昔に思いを馳せながら、美しい景色を楽しめます。
桜の仄かなピンクと
新緑の芽生えの柔らかい緑が重なり合って
その美しさに息を飲む
高く広がる青空を背景に桜も微笑む
桜よりも夢中になったものがありました。城址の野に咲く小さな花達です♪
この2つのタンポポの違いが分かりますか?
左は日本タンポポ、右は西洋タンポポです。
日本タンポポには十数種類の仲間があるようですが、多分これはカントウタンポポ。
カントウタンポポは、日本タンポポの中で、もっとも減少が著しいのだそうです。
外来種の西洋タンポポに押されているのですよね。
現在、あちこちで見かけるタンポポはほとんど西洋タンポポですものね。
だけど、この城跡では、いたるところに咲いていた♪ しっかり種を守っていた♪
なんだかとても嬉しくなりました♥
在来種と外来種の見分け方を知っていますか?
2つ並べてみると、まず色の違いに気づきます。
外来種は元気な黄色、在来種は少しレモンイエローがかった優しい黄色。
決定的なのは、萼の形です
日本タンポポの萼は、
花弁を(正確には1枚1枚が一つずつの花ですが・・・・)優しく支え持つように、
上を向いて広がります。
だから、花全体がきゅっとすぼまった印象を受けます。
西洋タンポポの萼は、下向きに反り返る。
だから花全体が、自由奔放にのびのびと広がって咲く印象です。
カキドオシのブルーと一緒に
城址の土手の一角が華やいでいました。
自生なのか、誰かが種を蒔いたのか?
昔はよく見かけたレンゲソウ。
今はほとんど見かけません。
野の花に夢中になってていると、桜ハンターの息子のちょっとイライラ・・・・・・が伝わるの。
「今日のコースを全部回る時間が無くなる~~~~。」ってね。
言葉には出しませんが、分かってしまうのが親子ですね。
はいはい、分かりました! 先へ行きましょう!
こちらも800年ほど前に築城された城址。
城を取り囲む四角いお濠の土手跡に、2列に列植された桜が咲き誇こる。
列植された桜のボリュームたっぷりが見事! 花桃の濃いピンクが淡い景色を引き締めます♪
桜、つつじ、あじさいなどの花の名所として知られています。
ここには何度か来ていますが、お花見シーズンとあって、露店が立ち並び
あっちにもこっちにも盛り上がる人の波。
まるで花より人を見に来たみたいで、早々に退散。
運動公園内にある桜並木。約50本だそうですが、どれも大木で圧巻です。
カメラを構えるのも忘れて・・・・・。
太い幹からは、これまた太い枝が伸び
左右からの梢が重なり合って、風吹くたびに互いを揺らし合い、
花吹雪を演じるのに一役買っているようです。
お待ちかねのリクエストした公園。斜面を彩る水仙の群生が見事です。
色々な種類の水仙、全部で110,000本
全部ボランティアの手で植栽されています。
3月下旬には、早咲き水仙と梅のコラボ
4月に入ると、今度は水仙は桜とコラボ
6月は20,000本の紫陽花が楽しめるとのこと。
今度は6月にデートしようね。 husとかな? 息子君とかな?
ここも桜の名所で凄い人混み。ちょっとごめんだなあ~。花見酒がなくても人で酔う!
人混みの中の桜よりも、ずっとずっと感動で、心が酔ったのは、
北側斜面の遊歩道沿いに咲く妖精たち
ずっとずっと斜面上の木立の下までカタクリの群生なんですよ
カタクリの群生地は数か所行ったことがありますが、
ここは最高!
群生の面積も、密度の高さも素晴らしい!
だけどね・・・・・桜のお花見会場は人があふれているのに、すぐ近くのここは人影まばら
興味ないんだね、きっと。
このカタクリの群生は、息子君の予定には入っていなかったようですが・・・・・・
群生の素晴らしさに、桜ハンターも心奪われたようです❤
池面に乗り出すように
揺れる枝垂れ桜の向こうには
夕焼け空が広がり始め
やがて池も黄金色の鏡面に
さあて、帰路に着こうか、でも、あと一か所寄るよ!って。
えっ、まだ寄るの! つかれたなぁ・・・・・ふくらはぎパンパンよ!
黒々としたお空を背景に艶やかですね~
さっきまで見えていた月が雲の中に・・・・・・・また出て来ないかなぁ~
願い叶って、雲の割れ目から吸い込まれそな青白い光が・・・・・・・。
こうして、2週にわたる今年の県内の桜狩りは終了しました
駆け足で狩りを続け、ゆっくりのんびり桜を味わうことはできなかった・・・・・
カメラでとらえた獲物を、コテージでじっくり鑑賞しています。
団子ならぬクッキーを齧り、淹れたてのコーヒーを啜りながら
旧日光市街地が、桜の見ごろを迎えました、
日光の桜前線は、奥日光の華厳の滝周辺へと
これから2週間かかって高いところへ登っていきます。
平日、一人でこっそり楽しもうかな♪
長くなりました。最後まで読んでいただきありがとうございます。