5月に父が亡くなってから、元気のない母です。
一連の儀式、死後の様々な手続き、初盆、初彼岸・・・・・・それらが全て終わり、
気を張ることもなくなった今が一番辛そう。
毎朝、仏壇に供物を供える度に、頬を伝うものあり。
併せて、脊柱管狭窄症が原因の歩行支障も更に進み、一人で外出はできません。
(今のところ、家の中では、自活生活をしています。)
少しでも元気が出るように、家族は願っているのですが、
○○がしたい!○○をしよう! という気力は振り絞っても出てこなくて・・・・・・。
夏に、温泉旅行へ誘ったとき、やっとその気になりました。
しかし、直前になって、「やはり、行く気になれない・・・・。」と、キャンセル。
このままでは、鬱になりはしないか、少しでも気晴らしが出来ることは・・・・・、
おばあちゃん子で育った息子が、
「あしかがフラワーパークのイルミネーションに連れていってやろう。
あそこなら、車椅子も借りられるようだし。」と、提案。
母に伝えると、孫の申し出をとても喜び、その気になり、ホッ。
昨日行ってきました。
日本夜景遺産「関東三大イルミネーション」に認定された、
あしかがフラワーパークのイルミネーション「光の花の庭」
毎年スケールアップして、今年は210万球のライトが幻想的な夜景を創り出しています。
ここ数年、10月最後の土曜日のオープンにあわせて、行っていました。
クリスマスシーズンのこの時期に行くのは初めてです。
10月は、空いていてゆったりと楽しめるのです、
クリスマスシーズンの連休中日であったためか大変な混雑に、びっくり。
県外ナンバーの車やツアーのバスの何て多いこと!
少し離れてはいたけれど、臨時駐車場に入れてラッキー!
その後、駐車待ちの車が大渋滞でしたよ~。
あしかがフラワーパークは、春から秋まで様々な花が咲き乱れる素敵なガーデンです。
特に、5月の藤花の美しさは超一級!是非皆さんに見ていただきたい!
むらさき藤、長藤、八重の藤、白藤、きばな藤(マメ科キングサリ属)と1ヶ月以上も藤の花が楽しめます。
藤の大棚、スクリーン、トンネル。水面に映る姿と、仕立て方も様々で、その見事なこと。
だから、イルミネーションも藤の花をイメージした見せ方が素敵です。
園内の随所にある水面に映るイルミネーションもまた素敵~♪
白鳥の後方の白く垂れ下がるイルミネーションは、白藤の棚に咲いた、藤花のイルミネーション
幻想的な四季の森
森の下草に咲く花に、蝶が戯れて・・・・・
虹のスクリーンには、ヒマワリの花が咲く田園風景に風が吹き、嵐が起こり、
その後大きな虹がかかるというストーリーが展開。
園内で最も有名な1000㎡の棚に広がる大藤の紫色のイルミネーション越しに、
クリスマスツリータワーが浮きあがり、
同じツリーをローズガーデン内のキングサリのトンネル越しに見ると、また。異なる表情を見せてくれます。
イルミネーションのシンボル的なツリータワーは2つ!
もう一つの右側の白いツリータワーは、色が七色に変化して、様々な美しい表情が楽しめました。
始めは、「綺麗だね~。こんなに綺麗な物を見せてもらえて良かった。ありがとう♪」
と、喜んでいた母。
ところが、次第に言葉数が少なくなって・・・・・・・・????
何と、車酔いならぬ車椅子酔いになり・・・・・・・・・辛い思いをさせてしまいました。
大学病院の診察を受けに行くときは、いつも車椅子で移動します。
だから、こんな事になろうとは、予想もしなかった・・・・・・。
院内の凸凹がない床は大丈夫、だけど屋外の凸凹には耐えられなかった。
これを契機に、外に連れ出す機会を増やそうと家族で話し合っていたのに、
また、外出したがらなくなるのではと心配です。