Nasturtium the jolly,
O ho, O ho!
He holds up his brolly
Just so, just so!
(A shelter from showers,
A shade from the sun;)
'Mid flame-coloured flowers
He grins at the fun.
Up fences he scrambles,
Sing hey, sing hey!
All summer he rambles
So gay, so gay ―
Till the night-frost strikes chilly,
And Autumn leaves fall,
And he's gone, willy-nilly,
Umbrella and all.
これ、とっても訳しづらいです。かけ声の部分がうまい日本語にならないなぁ・・・・・。
ちょっと意訳になってしまうけど・・・・・・。
ナスタチウムは、愉快で陽気
オーホー、オーホー
傘をさして、
その通り、その通り!
(雨宿りできるし、
日よけにもなるね)
炎のような色の花だよね
あの子はおもしろがって、ニヤニヤしているよ。
垣根に絡みつき、這い登って
ヘイ!と歌え、ヘイ!と歌え。
夏中、くねくねとくねって
とても楽しく、とても楽しく―
だけど、夜霜が冷たく打ち付けるまでのことだよ
秋の葉っぱが散ると
否応なしに、あの子も去ってしまうのさ
傘もなにもかもすべてが消えるのさ。
直射日光や高温が苦手なナスタチウムは初夏に咲き、盛夏中は一時衰え、
秋になるとまた、元気もりもり! 晩秋まで、カラフルな花を咲かせますね。
寒冷地の当地では、直射日光を避けられるような場所で育てれば、
夏の間も楽しむ事が出来ます。
ハーブとしてのナスタチウムは、夏の間、料理への出番も多いですよ!
サラダでしょ、サンドウィッチでしょ、果実をすり下ろしてわさび代わりでしょ・・・・・
花も葉も実も、ピリ辛のワサビのような・・・クレソンに似た味が好き!
そして、我が家の定番は、なんと言ってもこれ!
水を張ったガラスのボールに、素麺と一緒に・・・・・。綺麗でしょ!
食欲減退の夏でも目に鮮やかで、食欲をそそります。
目で楽しむだけではありません。もちろん、素麺と一緒に麺つゆにつけて食します。
本日の、素麺ランチ。ポタジェの青紫蘇とミョウガを薬味に添えて、husと一緒に頂きました。
氷を浮かべるの忘れてた・・・・・・・・・・。
さあて、久し振りに解体しましたよ。ナスタチウムの解体珍書です~♪
アンデス山脈原産のナスタチウムは、ノウゼンハレン科キンレンカ属。
わたし、初めて聞く科名です。
ノウゼンカズラの花に似て、葉は蓮の葉のようであると言うことから、
凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)という科名になったそうです。
日本には馴染みのない「科」なんですね。
キンレンカは知ってますよ。金蓮花のことですよね。
黄金色の花色で、蓮の葉に似た葉を持つ花。、
ナスタチウムという名が一般的になる前は、つまり私が子どもの頃は
この花をキンレンカと呼んでいましたもの。
後ろ側には、細長い漏斗状の距があってここに蜜がたまります。
なるべく奥深いところに密を貯め、虫たちに奥まで入り込んでもらおうという魂胆!
そうすれば、確実に受粉が行われ、確実に子孫を残せるものね。
植物の知恵ですね。同様に距を持つすみれも、同じ事を考えている~♪
前置き長くなりました。いよいよ解体しますよ~! ・・・3・2・1、すたーと~!
花びら5枚。うち2枚は、濃い筋が入っている。
萼の部分ですが、形は不揃い。でもシンメトリー。
これだけでも花のように見えますね。 横から見ると長い距が分かります。
萼もはずしてしまいました。無理に千切ったのでボロボロです。
右側、○○の二枚舌のような部分が雌しべです。
雄しべは雌しべを囲むように7本見えますが・・・・・何本あるのが正しいのかな?
この後、食いしん坊しば~じゅのことですから・・・・、
距の部分を裂いてみました。
虫さんの気持ちになって甘い蜜を味わおうと思ったの。初体験!
結果は・・・・・・残念ながら・・・・・みつがみつからなかったっぁ!
また次の機会に試してみようっと!