庭に、パイナップルができました~♪  (ううぅぅっ・・・・・反撃の予感・・・・・)

うそ~っ、いつから日光が熱帯になったの?いくら地球温暖化と言ってもねぇ。 (ほら、きたぁっ。)

人を担ごうとしてるんじゃないの、しば~じゅさん! (わっ、怒ってる~、マズッ)






じゃあ、ひとまず、見てください! 

ほうらね、これがマイガーデンのパイナップルよ!



パイナップルリリー



これですよ、そっくりさんでしょ!

パイナップルの頭のてっぺんの葉っぱだってあるんですよ。

パイナップルリリー       でも、葉っぱの部分の割には
  
                               果実の部分が小さいかな?




4つも出来たんですよ。  パイナップルリリー 



パイナップルリリー   そして、花も咲き出しました。





パイナップルはパイナップルでも、ユリ科のパイナップルリリー

ほら、ちゃんと、パイナップルの名前があるでしょう。

花言葉は「あなたは完璧」 これは、パイナップルの花言葉と、一緒なんですよ。

ますます、「ほうらね。」と言いたくなるしば~じゅです。

でも、ちょっぴり担いだような気もしています。ごめんなさいね~。






アフリカ原産のパイナップルリリーは、別名をユーコミスとも言います。

これはギリシア語のエウコミス(Eucomis)「美しい頭の毛」という意味です。

てっぺんにたくさん付いた小さな葉の集まりから付いた名前ですね。

でも、頭の毛だけの名前より、形全体から見立てたパイナップルリリーの方が

インパクトありますよねぇ!






                           長雨だったせいか、花茎が徒長してしまいました。

パイナップルリリー            こんなに、長~~~~く。




花も咲き出したのですが・・・・・・、   パイナップルリリー




こうなるとね、パイナップルというよりも・・・・・・・・トウモロコシの食べ残し・・・・・みたいね。







ユリ科なんですよ。ユリ科の花なら、萼3枚の花びら3枚、合わせて6枚。

ズームしてみましょうか。


パイナップルリリー 




確かに6枚。でもねぇ、萼と花びらの違いがわからないなぁ・・・・。

どうしたら分かるかなぁ? そうだ!(ポンと手を打つ)

蕾を観察すれば分かるよね。外側3枚が萼だ!  






パイナップルリリー 





ほらほら、怪しげな半開きの中をじっと覗いてみると・・・・・・・違う違う、中じゃダメ!

外側を見ないとね。

はい、やり直し。ほらほら、怪しげな半開きの外側を、ようく見ると・・・・・・あっ、解った!

外側の萼は鶯色が濃くて、内側の花びらは白っぽいよね。

と言うことで、上の画像の蕾の下の花をもう一度見てみると、

正三角形の位置にある3枚が、色が濃いので

逆三角形の位置にある3枚が、白っぽいので花びら




今日は、画像でのしば~じゅ流「解体書」あいなりました~

以上をもちまして~・・・・・






おっと、待ったぁ。待っててね。

もう一つ、面白い事に気付いたの!






パイナップルリリー 




雌しべの付け根の子房がね、綺麗な赤紫色・・・・・・・じっと見ていたら

これ、紫タマネギに見えませんか?

パイナップルリリーとは、パイナップルからトウモロコシに、そして紫タマネギへと

三変化する、実に奇々怪々なる植物でありました。





最後に、   パイナップルリリー   葉っぱを見てやってください。


ばさばさと伸び放題、

今年もどれだけの周りの植物をウワバミのように飲み込んだことか ・・・・・ (悪いヤツだな)

生い茂り、覆い被さり、ヒソップ、ポレモニューム、バーベナなどが、

気付いたら姿を消していましたよ・・・・・ (/_;)/~~




だけどね、パイナップルリリーは、まだ気付いていない。

ひしひしと背後から近づく黒い・・・いや、緑の影に。

背後では、ニコチアナ・シルベストリスが成長中。大きくなるんですよ!



     
                     (ニコチアナの開花画像は昨年のものです。今年は開花が遅れています。)




大きな葉っぱが、リリーちゃんに覆い被さる日が近づいているのです  (。>0<。) 

でも、多分大丈夫でしょう。球根が残るから、来年もまた咲くことでしょう。

4年間植えっぱなしです。掘り上げる必要がない丈夫な子。凍土にも耐え抜く子。

地下では年々、肥大化しているはず・・・・・。