THE SONG OF THE STITCHWORT FAIRY
I am brittlie-stemmed and slender.
But the grass is my defender,
On the banks where grass is long,
I can stand erect and storong.
All my mass of starry faces
Looking up from wayside places,
From th thick and tangled grass,
Gives you greeting as you pass.
わたしは、折れそうな茎で ほっそりしてるけど、
草さん達が私を守ってくれるのよ。
長い草が生える土手の上、
わたしはまっすぐ、しっかり立っていられます。
道ばたから見上げ、
もつれ合うように生い茂った草の茂みから見上げ
あなたが通って行くときに、わたしは星のようなお顔で
こんにちはとごあいさつしてますよ。
さあ、これは、何の妖精でしょう?
stitchは縫い目 wortは草ですね。だから、「縫い目草」
草の茂みの中を縫うように伸びていく様子から名付けられた英名なのでしょうか?
「ハコベ」なのです。
確かにね、まわりに支えがないところでは、地面を這うように伸びるけど、
草の茂みの中では、草を支えにして立ち上がっていきますよね。まるでチクチクと草を縫うように。
このイギリスのハコベは、日本のハコベとは花の形は似てるけど、葉の形が異なるみたいですね。
ナデシコ科のハコベは北半球に100種類も存在するのですって。
小さな花だけど、大接近して良くみると・・・・・・・確かにね、ナデシコに似ています。
これが庭で良く見かける2種類のハコベです。
左は、花の大きさに比べて葉がかなり大きく、茎の色もやや茶色をを帯びた緑色。
右は、葉が小振りで、茎は小豆色。
左をミドリハコベ、右をコハコベと言います。
子供の時に、カナリヤを飼っていたことがありました。(突然思い出しましたよ。)
庭でハコベを摘んでは、バードケージの柵越しに食べさせたっけ・・・・。
ハコベをヒヨコグサとか、スズメグサという呼び方をするのは、そういうことからですよね。
ああ、そうだ。ハコベを食べるのは小鳥だけではないですね。
人間様も・・・・・ほら、春の七草に・・・・・入れるでしょ。
「せり ・ なずな ・ ごぎょう ・ はこべら ・ ほとけのざ ・ すずな ・ すずしろ」
先日、すみれ色さんが紹介をしたハコベを見せていただいた後、
たまたま、絵本 Flower Fairies を見ていたときに、この妖精を発見しました。
すみれいろさんのはこべの記事はこちら☆です
約10年ほど前に、たった5球植えたプシュキニアが、10号鉢一杯に殖えました。
(自宅の庭で)