つるばらコレットゥ     の足元で


                              たくさんの青い瞳が見上げているのに気づきました。






オオイヌノフグリ   オオイヌノフグリです。




どこからやってきたのでしょうね? 去年はここにあなたはいなかったわ。

ガーデンの仲間に加わりたくて、外の世界からやってきたのかしら?






オオイヌノフグリ 




青空を映したようなコバルトブルーの花の色。直径5mmほどの小さな小さな花。

4枚の花びらには、細い細い青紫のペンシルストライプ。

ブルーの瞳のような2本のシベを中空に尽きだして・・・・・・・。

なんて美しいのでしょう。なんて愛くるしいのでしょう。



この美しさや愛くるしさとは裏腹に、なんてアンバランスな可哀相な名前をもらってしまったのでしょうね。

ずいぶん昔のことですが、あなたの名前を知ったときのショックと言ったら、腹立たしさと言ったら・・・・・。

まだ乙女時代でもあったしね。

以来、春になりあなたに出逢う度に、まず思うのは「お気の毒に・・・・・・。」





オオイヌノフグリ、つまり「大犬の陰嚢(フグリ)」

花の後の果実が2つ並んでいる様子からのネーミングだと言います。

なんて無責任な名付けなんでしょう。

花の愛らしさから名付けられた、「瑠璃唐草」「天人唐草」「星の瞳」が普及すれば良かったのに・・・・。



( 道ばたやあぜ道、川沿いの土手の上、日当たりの良いところならどこにだってあなたはいる・・・・。

野草のように思いますが、実は明治初期に観賞用として、原産のヨーロッパから導入されたそうです。 )




あなたの花言葉は、「清らか」「信頼」「神聖」「忠実」「愛くるしい」などなのね。

ネーミングにはショックだけど、これらの花言葉はどれもあなたにマッチングしているわ♪~♪♪

今日、あなたに見つめられたから、私もじっと見つめ返したの。

そしたらね、新しい発見があったの。

あなたの4枚の花びらは、1枚だけ形と大きさが違うのね。今まで全然気付かないでいたわ。

秘密を知ったようで、ちょっぴり嬉しかったの。

今日会った子達は、明日はいないのね。一日花だから・・・・・・・。

今夜の空に昇って、星の瞳になるのかしら・・・?

夜空が晴れ渡り、輝くあなたに会えますように。




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今日も新たに開花した、クリスマスローズがいました。

今日の子達のほとんどは、398円から798円の幼苗で連れてきた子達です。

開花するまでは、どんな花が咲くか分からなかった。

開花を待つ1~2年間は、「当たり」か「はずれ」かのかけの結果を待つような気分で・・・・・。

咲くまでは、ワクワクドキドキが続きます。




クリスマスローズ    クリスマスローズ




この2つは、同じ種苗会社の同じタグが付いた「アプリコット系」の子。

同日にお買い上げ。

色味は確かに似ているけれど、花びらの形が違いますね。

色も右の方が赤みが強く、萼裏は赤橙です。左はライムグリーンがかなり入っている。

両親が同じであったかどうかは分かりません。

でも、同じタグでもそれぞれにオンリーワンですよね。






次の5つは、種苗会社は全部異なりますが、「白系」のタグは共通でした。


クリスマスローズ     クリスマスローズ 




クリスマスローズ 




クリスマスローズ          クリスマスローズ 



フラッシュ、スポット、ピコティー、・・・色々な模様

萼の形は、丸弁 or 剣弁

咲き方も、平咲き or カップ咲き、

ネクタリー(密線ともいう。退化した花びらのこと。シベの付け根の小さな筒状のもの)の色も 色々。




クリスマスローズ    こちらは「ピンク系」



剣弁、平咲きで、萼の外(濃いピンク)と内(ソフトピンク)が色違いのバイカラーです。

今日の中では一番好きな子です。







ムスカリ 


最後に、ムスカリと白いチオノドクサのツーショットを。