小学校最後の思い出を作ることになる、明日。
ひとりひとり、校長先生から授与される卒業証書を厳かな気持ちで受け取る日。
緊張のセレモニーの後は、先生や友だちと学舎での最後の記念写真を撮り合ったり、
別れを惜しんだりすることでしょう。
そんな最後の思い出作りの前日の、最後から2番目の思い出になってくれるといいな~♪
晴れの日の胸を飾る、卒業コサージュ作りを40人の6年生と一緒にやってきました。
4月、初めての子供達との出逢いはいつだって、
これから始まる1年間の楽しみを想い、ドキドキワクワクでした。
でも、今日は一日限りの出逢い。いえ、1時間だけの出逢いが正しいですね。
たった1時間でも、素敵な出逢いになりますように。
元気な挨拶。説明を真剣に聞く姿。そして、まっすぐ見つめる目は、キラキラ。
そう、この目に出逢いたかった!
興味を持って、モチベーション高く、貪欲と言えるほどに喰いついてくる目。
やる気満々の目。
そんな目が80個も一点に集中するのです。懐かしいな!この感覚。
懐かしさでぞくぞくするほどです。
友だちと教え合ったり、分け合ったり
ちょっと難しい部分の作業にも
諦めず、工夫しながらチャレンジ まなざしは真剣そのもの
完成したとき初めて見せた笑顔が眩しい
「出来ました。」と見せてくれる顔は誇らしげ。
みんな頑張りました。卒業コサージュが完成です。
「作ってみて、どうでしたか?」の投げかけに、一斉に返ってくる「楽しかったです!」
ああ、良かった! その言葉が皆さんからの最高のプレゼントです。
どうぞ、明日の本番でコサージュを胸に、完成したときの誇らしげな顔を再び見せてくださいね。
一日早いけど、卒業おめでとう。
指導を終えて、校長先生(実は友だち、ガーデンに時々遊びに来てくれます)と共に、外へ出ると、
目の前には三春が・・・・・・。
ポツポツ咲き出した白梅が馥郁と香り、
八重の桃の花がふっくらとほころび、
桜の蕾も淡いピンクを覗かせて。
当地で、こんなに早く三春が訪れたことはあったでしょうか?
たった数輪ずつの三春でしたが、あたかも、明日を祝う花のようですね。
こちらは、卒業学年担任や校長先生、教頭先生、教務主任の先生方用にプレゼントした
シンビジュームのコサージュです。