今年は暦通りに・・・・・・と、思いたいですね。春のような暖かい日が4,5日続きました。



枯葉を掻き分け、4日前に見つけた    は、



     茎をグググッと伸ばし、


                          白い小さな雪の雫(snowdrop)のような花を開かせました。

                         正しくは、雪の雫の意味ではなく、雪の耳飾り(eardrop)



この花を見る度に、思い出すのは「森は生きている」のお話。

花が咲いて いるはずもない吹雪の大晦日に、

意地悪な継母にスノードロップを探してくるように言いつけられた少女が、森を彷徨っていると 

「12月の精」達に出逢い、 無事にスノードロップを摘むことが出来たというロシアのお話です。



和名は待雪草。「雪が解け春の訪れの頃に咲くからだ」と言われているそうです。 




「希望」「慰め」「逆境の中の希望」などの花言葉を持つノードロップのお顔の中を覗きたくても、

わずか5cmの背丈では、なかなか覗くことが出来ません。

無理に上を向かせるのも躊躇われて・・・・・・・・・。

カメラをマクロに設定したまま、やみくもに・・・・何回も何回もシャッターを切りました。




その中に、たった一枚        
      
                やっと、お顔を見ることが出来ました。「希望」が見えたような気がします。





春めいた日差しに、庭の日陰の雪もかなり融けました。

    

 

雪の下から、青々とした葉を見せたのは、ムラサキハナナとコモン・タイム。






庭中に敷き詰めた腐葉土のマルチングから、顔を覗かせるのは、・・・・・・・ みんな小さいな・・・・・


       オルレア



ニ ゲ ラ       



     ポレモニューム



ムスク・マロウ         



       スイート・ピー




みんな、小さい葉っぱを懸命に広げ、まるで地面をわしづかみにしているようです。

お日様に温められた地面から少しでも多くの恩恵を・・・・・・と思っているのですね。

明日は大雪の予報。

またまた、庭の全てが雪の下に隠れ、「かくれんぼ」が始まるのでしょうか。






モミジに絡んだ冬咲きクレマチス・アンスンエインシス    




葉は、寒さ傷みで落ちたり、茶色に変色したり・・・・・・だけど・・・

モコモコとした白い厚手のフランネルのような萼片に守られた花は、ぽつぽつ咲き始めました。




おやおや、こんな所で・・・・・・・     

            モミジの太い幹と、幹に取り付けた巣箱の間の日溜まりで、みつけましたよ~♪



ほら、       綺麗でしょう。