白い百合の花の強香に押されて、ひっそりと開いたこの花に気付かずにいました。

百合が一緒でなければ、絶対に気付いたのに・・・・・・。



    ロウバイです。




花の色が蜜蝋に似て、梅の花が咲く頃に開花することから、この名が付いたそうです。

蝋のような半透明の黄色い花、内側の紅紫色がチャームポイントですね。

取り分け目立つ花ではないけれど、その芳香で存在をアピールします。

冬の植物園のロウバイがたくさん植えられた一隅で、すっかり魅せられたことがありました。

以前に記事にした足利フラワーパークで1、月下旬のことでした。

そして、庭にも昨年、苗木を迎えました。まだまだ蕾は固いままです・・・・・・。




だから、この画像は庭のものではありません。10日ほど前、切り花用に買ってきたものです。


花瓶の中で他の花たちと・・・・・      


                                  たったニ輪の花では、ユリの芳香に負けました。

今日のゲストのために、咲き終わった百合を新しいユリとバラに生けかえていたとき、気付いたのです。





今日は、月定例のケーキレッスン。本日のレッスンは、クランブルケーキです。

パウンドケーキの生地を天板に薄く広げ、

その上に好みのジャムを塗ったり、或いは薄切りフルーツを並べたりして、

上からクランブル(そぼろ状に作った生地)を振りかけ、焼き上げます。

きつね色に焼き上がったクランブルがサクサクと香ばしい ♪~♪♪

 昨夏、レッスンの仲間達とブルーベリー狩りをして、たくさん作ったジャムを使うことにしました。





サンプル&珈琲ブレイク用に作ったケーキには  
                                   (瓶詰めのジャムはキウィ。おみやげ用)



ブルーベリージャムの上に、さらにスライスした洋なしを並べました。

クランブルケーキは、息子が大好きなケーキ。小さい頃からリクエストが多いケーキでした。






おもてなしのために、盛り付けをイメージしながら器を選ぶのも楽しいひとときです。



    



待ちこがれる春を想って、選んだ器達です。

珈琲も 今日は桜の花びらをイメージした煎茶椀で、いただきましょう。



そして珈琲のお伴は、クランブルケーキと


イチゴキャラメルソースがけのクレメダンジュ風 


                        積雪を掻き分けて、やっとみつけたレモンバームも添えました。


 

クレメダンジュは、水切りしたヨーグルトに7,8分立ての生クリームを合わせるのが本来ですが、

今日は甘いイチゴキャラメルソースを添えるので、ヘルシーを意識して生クリーム抜きで仕上げました。



作り方を紹介しましょうか。簡単ですよ。






材  料 (4個分) 

【クレメダンジュ】          プレーンヨーグルト      500g
                    添付のフロストシュガー    1袋
                 好みのジャム     小さじ4

【イチゴキャラメルソース】     ブラウンシュガー        40g
                         ※(コクは落ちるが普通の砂糖でもOK)
                      水(カラメル用)         20ml
                      イチゴ(1/4カットにする)   200g
                   水(ソース用)      100ml



 作 り 方

【クレメダンジュ】  
1.ボールにザルを重ね(間の空間が大きいほどよい)、キッチンペーパーや
                 ガーゼなどを敷いて、ヨーグルトを入れ冷蔵庫で、2時間以上水切りする。
            2.水切りしたヨーグルトに、フロストシュガー(砂糖10gでも可)を混ぜる。
        3.小さめの器(湯のみなど)にキッチンペーパーかガーゼを敷き、
                2のヨーグルトを1/8量程度入れ、小さじ1のジャムを乗せる。その上に、 
              また1/8量の2を乗せたら、茶巾のように口を絞って、冷蔵庫でさらに
水切りを兼ねながら冷やす(1~2時間程度)。



【イチゴキャラメルソース】
  
           
1.鍋にブラウンシュガーと水20ml入れ、かき回さずに煮詰めて、カラメルを作る。
         2.焦げた臭いがし始めたら、すぐイチゴを入れてソテーし、カラメルを絡める。
           3.100mlの水を加え、キャラメルが溶け、イチゴの角が取れるくらいまで煮る。
  4.3を水に当て一気に冷やしたら、クレメダンジュにかけて食す。



 


水切りででた水分は、只の水ではありません。

乳清(ホエー)と言われ、高タンパク、ミネラルを含んでいます。捨てずに利用したいですね。