フェイクのリンゴは食べられないことを学習したのか、 今日は、お猿さん達は姿を見せませんでした。
でも、絶対に彼らは、またやってくる。闘いの日々は続くことでしょう。
今年の春から秋にかけて、彼らの姿をあまり見掛けませんでした。
市の農林課が、「猿パトロール」を実施しているとかで、この辺りの猿たちも痛い目に遭ったようです。
姿を見掛けなかったのは、その成果が効を為したからなのでしょうね。
しかし、寒さがどんどん厳しくなり、餌も少なくなり・・・・・・・彼らも命がけです。
山より民家の方が、美味しいものをいとも簡単に手に入れられることを 既に学習している。
だから、恐怖心を押さえてでも、人間の隙を狙うのです。
そして、略奪を繰り返すうちに、逆に自分たちを怖れる人間もいることを、また学習してしまうのです。
昨日の猿のコロニーの中には、片手を途中から失っている猿もいました。
おそらく、「猿パトロール」の犠牲ザルなのでしょうね。
不器用に逃げていくその猿の後ろ姿を見て、同情心も・・・・・・・でも、やはり敵は敵なのです。
自分の庭は自分で守らねば! 猿を怖れている余裕、同情している余裕などありません。
猿を退治できないまでも、果敢に猿に対峙するのみです。
少しでも体が大きく見えるように、胸を張り、箒を振り上げて、
彼らと同様に歯をむき出し、したたかに睨み付け、相手が目をそらすのを待つのです。
これは、 昨日庭に侵入した猿の足跡。
凹んでいる部分が分かりますか?庭にマルティングした腐葉土の上にいくつも残っていました。
彼らは昨年この辺りで、美味しい球根にありつけたことを覚えているのですよね。
素知らぬ顔して背中隠さずの猿。 腹が立ちます!
猿の足跡を撮りながら、気付いたこの姿になだめられました。
最低気温が-5℃にもなる庭で、この前の積雪にも負けずに、あのニゲラがまだ咲いていたのです。
11月16日 http://ameblo.jp/js-cott/archive10-201211.html
12月3日 http://ameblo.jp/js-cott/day-20121203.html
茎を立ち上げる元気はなく、体を横たえてでも懸命にクリア・ブルーの花を開かせ続け・・・・・・。
感動と一言では言い切れない、崇高な想いに満たされ、猿への怒りも薄れました。
昨日、番鳥は、「しば~じゅさんは、多分リース作りに熱中・・・・・重症中毒患者」
とか言ってましたが・・・・・。
猿に包囲され、様子を伺われている間、
実はたくさん頂いたキウィのジャムと、ヨーグルト用のキウィ・ソース作りをしていました。
今日は、その様子をレポしようかと書き始めたの筈なのに・・・・・・・・・超脱線。
何だか、猿との闘いの記事になってしまいましたね。
長くなったので、明日、書くことにしましょう。