身を震わす冷たい雨が、しとしと降っています。
一時は白い物が混じり・・・・・・・雪になるのかな?まだ早過ぎる・・・・ちょっと心配でした。
冬支度が進み、ほとんど何もない庭で、冷たい銀色の水玉だけが華やいでいます。

ポロン・ポロンと転げ落ちていきました。
背景に、石垣イチゴと称している我が家のワイルドストロベリーの紅葉が、わずかに残っています。
シンフォリフォリカスの白く熟した実より、



ヤマボウシの裸枝に止まった水滴越しに見える庭の風景も・・・・・・・、
冬支度が進み、地面がむき出しの殺風景な風景。これから4ヶ月以上も続くこの景色・・・・・・。
かの日、色とりどりの薔薇のステージとなった日々は、夢の如し・・・・・・・・。
冬が長いからこそ、春の訪れが待ち遠しく、訪れを知ったときの喜びは大きい!
昨日完了したツルバラのフェンスへの誘引後の画像です。
花を咲かせたい位置を考えたり、咲いたときの様子を思い浮かべながら
誘引するのは、結構楽しい♪ 痛い思いをしないで済むなら最高なんだけど・・・・・。
昨夜帰宅して、炊事をする手が、なんてひりひりとしみたこと!
シャンプーすれば、指に突き刺さる物あり。慌てて、そっとつまみ出すと薔薇の刺。
頭皮を洗う指先には、何カ所もかさぷたの感触があり・・・・・。
頑張った一日だったなぁ。ずいぶん手伝って貰ったし・・・・・・。
今朝、うっかりしていたことを思い出しました。そして・・・・・・・、
送り出すhusの背中に向かって、「昨日はありがとう。言い忘れていたね。」
振り向いた夫の笑顔と、「いってきま~す。」
昨日、作業の合間のコーヒーブレイク
husが淹れてくれたコーヒーをお気に入りのフリーカップで啜るように飲むほっこりとしたひととき。
幸せを実感できる時って、こういう時なのよね。どうでもいいような雑談に盛り上がり共有できる時間。 「そういえば、このミルもう30年使ってるのね。」
グラインダー部分は一度交換したけれど、後は購入時のまま。
引き出しの上部は欠け、傷や手あかも着き・・・・・・・よい味わいになりました。
仕事が多忙であった時期は、電動ミルが活躍していたけれど、引退した今は再び出番になっています。
カリカリカリ・・・・・ゆっくりと豆を挽き、ドリッパーで落とす。
馥郁とした香りが部屋中に充満する時の幸せ感・・・・・たまらないなあ。
だって、ほっこりタイムのスタートだもの。
30年前に婚約してももない頃でした。
「冬の誰もいない海を見ながら、淹れ立ての珈琲を君と飲みたいな。」
そんなことを言いながら品定めをしていた婚約者。彼の夢はいまだに実現していないけど・・・・・。
若い頃の私はどちらかといえば紅茶党。
インスタントコーヒーばかりで本物のおいしさを知らなかったから、珈琲は苦手だったのでしょう。
サイフォンやネルドリップで、その後はこのミルで美味しい珈琲を淹れては本物の味を教えてくれました。
今では、すっかりhusを越える「通」になりました。
悪いとは思うけど、言っちゃうのよね。
「今日の珈琲の味、5段階評価で3.8。雑味が出ています。」とか、
「ウ~ン、今日はなかなか良いじゃん。味のバランスが取れてます。4.2.」 ってね。
すると、にやりとして、「合格点だね。」って。
(hus も認めています。今は私の方が安定した味を出せるって事を。)
こんなけなすような事を言い合っても、全然気にしない二人です。
だって、互いに本気でけなしているのではないことを知っているからね。
趣味も興味も異なるし、物の考え方も違うし・・・・・・、
彼は理系で、私は文系・・・・・・・・・。彼は物を大切にする人、私は、新しい物好き。
いったい、二人の似ている所って何だろう。
同業者。価値観。思いやりやいたわりの心はあるかなぁ。それから、同じ年の7月が誕生日。
同じ物を見聞きし、同じ時代を生きてきたからツーカーで通じる事が多いよね。
同じ幼稚園を卒園。同じ小学校を卒業。
でも、幼なじみではないのよ。彼は、私を知っていたらしいけど、私は知らなかった。
彼いわく、「君は有名だった。目立つ人だった。だから、他人にあまり関心を持たない僕でも知っていた。」
えええ~、ワルで有名だったのぉ? ホント~?
私が、彼が隣のクラスであったこと、集会活動の時すぐ隣にならんでいた男の子であったことを
思い出したのは何と、結婚して彼のアルバムを見せて貰ったときの事だったのです。
おとなしそうな男の子で印象が薄い人・・・・だったの・・・・・・。
小学校卒業と同時に彼は隣町に引っ越し・・・・・・・・・・15年間は接点のない空白時代。
「赤い糸」って、やはりあるのでしょうかね?
以来30年、いつもフォローされている幸せを感じています。
今日は雨で、庭いじりが出来ないからとブログを書き始めました。
なんだかとりとめのないことをぐだぐだと書いてしまいましたね。
長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。