寒~い朝でした。吐く息、真っ白。
かじかんだ手に「ハァ~ッ。」・・・・息を吐きかけながら庭に出てみると・・・・ 土の表面が白く・・・・・・・。
カビではありませんよ・・・・・・そっと崩してみると・・・・・・
ああ、やっぱり!
冬を告げに来た訪問者、霜柱でした。まもなく9時半になろうというのに、溶けずに・・・・・。
今年初めての 招かざる客です。
昨日、やっと、苗の定植が終わったばかりだというのに・・・・・・。
2.5cmほどの霜柱の隣の葉っぱは、昨日定植したばかりのパンジー。
12月に植えても、春にはたくさんの花を咲かせるパンジーですから、
多分大丈夫とは思うのですが・・・・・・。
毎年8月始めには播種するのに、今年は暑くて、1ヶ月近くも遅れてしまったから、
当然、発芽が遅れ、生育が遅れ、定植が遅れ・・・・・・・・暑さ負けで、ぐずぐずしていた私が悪いのです。
庭をぐるっと回ってみたら、日陰でじっとしている他の訪問者も見つけました。
モミジの落葉に、粉砂糖をまぶしたみたいな霜
このまま冬を過ごそうとしている
リシマキアやカンパニュラにも霜
薄氷も張りました。
鉄製の小さなバードバスに張った氷に、
枯葉が二枚、閉じこめられていました。
しゃがんで、そっと持ち上げた氷越しに、朝の景色を眺めていたら、
庭がグニャグニャ歪んで見える・・・・・・・・・。
目に飛び込んで来た物がありました。 赤い冬イチゴの実です。
鉢で育てていた冬イチゴが、「窮屈なところはいや。」と、
地面に付いた茎から根を張り、庭で自由を謳歌するようになったのは、昨年でした。
毎年鉢を温室に取り込んでいたのに・・・・・必要なかったみたい。あなたは寒さにとても強いのね。
冬イチゴと並んで咲くエリゲロンも 好みの場所を見つけては根を下ろし、
春から初冬まで咲き続けます。
別名を「源平小菊」と言われますが、咲き始めは白く、次第にピンクに染まって、終わります。
クリスマスの頃に咲くから、クリスマス・ローズと呼ばれるヘレボラス・ニゲルが こんなに蕾をつけています。
寒いの大好き、寒くなるほど元気な子です。
春に咲くレイテン・ローズ(ヘレボラス・オリエンタリス)も日本では、クリスマス・ローズと呼んでいますね。
欧米では、ニゲルだけをクリスマス・ローズと呼ぶそうです。
今日は、球根の植え込みが終わったので、明日は何とか庭の表土のマルチングまで出来るでしょう。
冬支度めでたく完了!
と、言いたいですが、続いて、鉢バラの植え替えとツルバラノ誘引が待っている。
温室の整理も終わってな~い! 完了は、いつのことになるのでしょう?