コテージ・ガーデンにあるバラの中で、「強健なバラベスト5」をあげるなら、

アイズ・フォー・ユー、 ピンク・サクリーナ、 シャンテ・ロゼ・ミサト、

ブラスバンド、 グルス・アン・アーヘン をあげます。

(おまけで加えるなら、アンジェラとジャスミーナかしら・・・・・)

ほとんど消毒をしないバラ栽培です。どうしても耐えきれない状態になったときだけ、

スプレータイプで局所療法をする程度。

だから、夏の間は、★病でぼろぼろと葉が落ちてしまう (ノω・、)

でもこの子達は、すぐに新しい脇芽を展開し、夏の間も休みなく咲き続けるのです。

どれも好き♥ その中でもとりわけ好きなのは、グルス・アン・アーヘン。




 



この子との出会いにはエピソードがあります。





毎月1回、植物とステンドグラス関連材料を目当てに宇都宮のHC(ジョイフル・ホンダ)へ。

数年前、大苗販売シーズンの後、売れ残りが数鉢残っていました。

行くたびにプライスダウンされている残り鉢は少なくなり、ある時、グルスだけになっていました。

ずっと気にしていた鉢でしたが、手が出ないでいました。

始め3,800円だった鉢が、ついに1,000円に。それでも、残っている!

私に持ち帰られることを望んでいるとしか、思えませんでした。

決めました、連れ帰ることに・・・・・・・。 出逢ってからどのくらい経っていたのかしら?

新苗販売の季節に突入していました。





庭で本当に良く咲いてくれる優等生です。

色の変化も、甘く柔らかな香りも、ロゼット咲きの形も大好き♥

樹高は80cm程度で大きくならず、枝を横に広げます。

房咲きの細い枝に、比較的大きな花を俯き加減に咲かせる儚げな様子もいい。

棘が少なくて、扱いやすいのもいい。



初夏はアプリコットの蕾から白に・・・・・。 そして今は蕾はピンクを帯びて


    


蕾が開くにつれて、アプリコットへと変わります。


     



ロゼット状になる頃は、中心にアプリコットを残し、外へいくほどクリームがかった白に・・・・。

アレ、左の花に、コガネムシがあぁ・・・・・・。

蕾がたくさん上がってきました。降霜の頃まで楽しめることでしょう。




ドイツで1909年に作出されたそうですから、100年以上も生き残ってきたわけですね。

それだけ強健で、かつ、美しさを兼ね備え、愛され続けたバラだという証明でしょうか。








この花なんだか分かる?


      



ヒントは、野菜の花。

正解は次回の更新の時です~。