『太陽神アポロンに報われない恋をした水の妖精クリュティエは、

九日間、 冷たい地面に座ったままで、 何も食べず、何も飲まず過ごし、

ついにその場で根を 生やしてひまわりとなってしまいました。』




ギリシャ神話に出てくる有名なお話ですが、

うちの向日葵は、どうやらアポロンに恋していないようですね。

上の写真は北側から撮りました。こちらをつまり北側を向いている花が結構たくさんあるでしょう。

北ばかりではありません、

南を一心に見つめアポロンに恋心を伝えようとする花あれば、東や西を向いているの花もあるのです。




 
カンナ・イエロービュティーと バラ、ニュードーンと共に




うちの向日葵は、誰に似たのか相当のへそ曲がりのようですね。

まず、その兆候は、真夏にあり。

真夏には、全く咲かなかった。咲き出したのは9月です。(色々と事情はあるのですが・・・・・。)





実はね、新しい恋人を見つけたようですよ。

     
 


彼から熱烈な接吻を受け      只今熱愛中 



激しいキスを受けた後、向日葵は受粉を終え、子孫を残します。

黄色い花びらのように見えるのは、実は装飾花、これに引き寄せられて虫たちが集まるのですね。

本当の花は、中央の茶色の部分の筒状花で、ここの付け根に種が出来るのです。

一つの花(集合体)に、この筒状花は、1000から3000もあるそうですよ。

うちの「大雪山」は、小型種なので、1000個も種は出来ないでしょう。数百はできるかな?





『 花言葉 : あなただけを見つめる 』



実は、向日葵が、太陽神アポロンに恋しているのは、うら若き乙女の蕾の頃までなんです。

蕾のうちはその花言葉の如く純心一途に太陽を見つめ、東から西へ彼の動きに合わせて動きます。

夕方、西を向いたらその後どうするのか?

下を向いたまま夜を過ごし、日の出に合わせて東を向くらしい。
(この部分は観察していません。)


開花の頃に、失恋を悟り、アポロンをあきらめるのか、同じ方角を向いたままになるのです。

或いは、花開き、太陽のようになった自分の姿に、

アポロンを自己内に具現化したと感じているのかもしれませんね。

やはりこれは、さらなる悲恋物語です。






パンジーの苗のポット上げをしようと思い、外に出たら花に誘われ、ついついパシャリパシャリ・・・・・・。

雨が降ってきてしまいました。

ここ1週間ほど、毎日午後は雨が降ったり止んだり・・・・・・ポット上げが出来ずにいます。

午前中にやればいいでしょって。

それがダメなんですよ。昼前から昼過ぎまで毎日用があり、続けて時間がとれないの・・・・・クスン

仕方がないので、ブログの更新です。最近の庭の様子を撮り立ての写真で見てくださいな。



      

背丈の高い花が目立ちます。パーゴラにはバラ、パレードが数輪。




        

種から生やしたダリア、ブラックビューティが至る所に。一つだけサーモン・オレンジが咲きました。




        

パット・オースティンがモミジを背景に。             コンテナガーデン、拡大すると綺麗です。



   



柏葉紫陽花がもう色づき始めました。 

一方、その隣では返り咲きのアナベルの蕾が・・・・・・大ボケですよね。





     



こちらは、秋色アジサイ。始めは白、そして水色に、今は秋色です。

陽が当たった部分は葡萄色。 当たらぬ部分はイエローグリーンになってます。

秋色リースを作ろうかなと・・・・・・・・・・。





昨日の続き、tiger and horse 「トラウマ」の話は、明日に先送りしました。

番鳥より、「昨日は、はしゃぎすぎました。失礼しました。皆さんにヨロシク。」との伝言です。