Japanese Anemone 「秋 明 菊」
京都の貴船地方に多く見られたことから「貴船菊」とも呼ばれます。
名に「菊」があるのに、実はアネモネの仲間、キンポウゲ科。
英名で Japaese と呼ばれるのに、実は中国渡来の帰化植物。
日陰で咲いた一輪。
そこだけが白く浮き上がり、秋という照明を浴びているかのようです。
木陰の紫式部にも、秋色が宿りました。
木漏れ日のスポットライトを浴びて、アメジスト色に煌めきます。
こちらを見てください。
切り花やウェディング・ブーケでお馴染みの オキシペタラム・ブルースター。
南米原産のガガイモ科の植物です。私の庭では8月頃から咲き始め、今が見頃です。
昨年 実生2年目にして初めて咲きました。挿し芽でもよく殖えますよ。
これが、実です。あまり見たことないかもしれませんね。 少々不気味?
花径は2cmたらずなのに、実の長さは10cm近くも・・・・・・。
鞘を割くと、 種が見えますね。
更に中を引き出すと、
更に更に種を取り出すと
タンポポと同じように綿毛がついてます。
綿毛が開き、タンポポのように風に乗って、空を旅するのでしょうか?
この花色と綿毛、和名が瑠璃唐綿(るりとうわた)であることが、頷けますね。