風蝶草、この名前がぴったりの花が咲いてます。
庭を渡って来る秋風のリズムに乗って、4枚の花びらをひらひらと震わせる様はまさしく蝶。
別名は酔蝶花とか、クレオメとも言います。
私の庭では、今、四色の蝶の乱舞が見られます。
白、薄ピンク、ピンク、ローズ。
不思議なことに、長いおしべの色は花びらと同じ色。
7月から10月までと花期が長く、花後のサヤの様子も楽しい!
でも、こんなに優しい風情の花なのに、うっかり茎に触ると・・・・・・・あっ、痛い!
鋭い棘があるのです。
クレオメ四姉妹。
ルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」を思い出します。
クレオメ四姉妹を かの四姉妹にたとえるなら、
美しくやさしい長女・メグは薄ピンク、本好きのおてんばな次女・ジョーはローズ、
はにかみやで音楽好きな三女・ベスは白、おしゃまで絵が得意な四女・エイミーはピンク、
を、私はイメージします。
皆さんならどんなイメージを持つでしょうか。
4年ほど前に、ターシャの庭を尋ねる旅に参加した折に、
マサチューセッツ州コンコードにある「オーチャード=ハウス」にも立ち寄りました。
この家で、オルコットは、「若草物語」を執筆したのです。
この家で、この部屋のこの机で、私の子供の頃の愛読書「若草物語」が書かれた!
感慨深い物がありました。
女性館長のJanさんとスタッフとで、当時の衣装を身につけ、ジョーに扮しての寸劇は
なかなか楽しい見所でした。
寸劇後、JAんさんと記念写真を撮った後に、
「私はあなたにお会いしたことがありますよ。このガイドブックの中でね。」
と、ガイドブックのJanさんを示しながらお話しすると、
「じゃあ、私達は old friends 旧友ね。再開できて嬉しいわ。」と、ハグしてくれました。
とてもお茶目で warm heart な方でした。
この花も可愛いでしょう。
ルリヤナギ。故郷は南米のペルーやアルゼンチンなど。ナス科です。
別名, スズカケヤナギ、ハナヤナギ、リュウキュウヤナギとも言うそうです。
シルバーブルーがかった葉の色もが好き♥
青紫の花びらと黄色いシベのコントラストも好き♥
恥ずかしそうに俯き加減に咲く様も好き♥
半耐寒性なので、もちろん冬は、温室です。