暑さが戻ってきましたね。本日の最高気温は30.5℃なり。

朝の最低気温は17.0℃なり。寒いほどでした。

30.5℃で「暑い。暑い。」と言ってたら、白い目で見られるのは分かっているけれど・・・・・・。

今年の最高気温31.5℃は破られずに、秋に移行することでしょう。

ガーデンの植物もどんどん秋に移行しています。




暑い中、小さくも、また短命でも、そして、コガネムシにいたぶられながらも

健気に咲いたいたバラの花をほとんど全て切りました。
(ツルバラは残っています。)


 


                

グルス・アン・アーヘン、 プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント、 クレア・オースティン、

パット・オースティン、 マーガレット・メリル・・・・・切ったバラの中で、傷みの少ないものを挿しました。

これで、秋バラが咲くまでは、しばらくバラは休養です。




成長が遅れていたカンナ、イエロービューティも、やっと花が咲きそうです。

  


分かりますか?縞々の葉っぱの中央にくすんだオレンジ色の花序が上がってきています。

この中から次々に蕾が飛び出し、オレンジ色の花が咲くのです。

それにしても、この葉の模様と色・形、美しすぎると思いませんか?




庭のどの花を見ても、どの葉を見ても、同じ形・同じ色のものは一つもありません。

同じバラでも、咲く時期によって色が変わります。


     
どちらもブラスバンドですが、左は7月初旬の最盛期、ビビッドなオレンジですね。花びらの裏表で色が異なります。
           右は、本日8月21日の花、優しいアプリコット・オレンジに変わっています。




左、羽衣 と 右 レオナルド・ダ・ヴィンチ どちらもピンク。でも、全く異なるピンクです。
蕾と花でも異なるピンクになりますよね。



一つ一つの花の中に、一体何色の色が重なり合っているのでしょう?

芯の部分から外側に広がるにつれ変わっていくグランデーションを持つ花。

花びらの表と裏では異なる色の花。一つの中に、2色、3色と異なる色が置かれた花。

花だけではない。世界中の自然にあるもの全てが、人間には作り出せない微妙な色合い。

この不思議を思うたびに、考えてしまいます。

神様の絵の具箱には、一体何色の絵の具が入っているのでしょう?覗いてみたいなあ・・・・・。

神様は、一体どんな筆裁きで、自然のキャンバスに絵を描いているのでしょう?

人間の知を越えた、全知全能の神のみぞ知ることなのでしょう。





初秋の花、カリガネソウ(雁金草)も咲き出しました。


    


雁が空を飛ぶ姿から名前が付いたという、青紫の可愛い花ですが、

茎を揺らすと、独特な臭いがするのが・・・・・・・。





こちらは、セイヨウニンジンボク。


 


植えて3年目で、2mにもなりました。今年はたくさん咲きそうです。

耐寒温度が-5℃ということで、根付くかどうか心配でしたが、どうやら、

ガーデンの環境を気に入ってくれたようです。

果実はチェスト・べりー(つまり乳の実)とも言われ、母乳の出を良くしたり、

更年期症状の緩和に役だったりと、ハーブとして扱われているようです。

また、コショーの味に似ているということで、お料理にも使えるそうですよ。

昨年は結実しなかった。もし、今年結実があれば試してみる価値あり!