月曜日に積もった雪は、翌日には融けました。やはり春の雪、早いですね。
そして、最低気温-9.5℃が今冬の記録となった 我コテージガーデンで、
防寒を必要ともせず、厳しい寒さに耐え抜き、咲いていた花を発見しました。

      

原種シクラメンコーム

                                  原種シクラメンコウム


 クレマチス・アンスンエンシス   クレマチス・アンスンエンシス




コテージの周辺は、北側に数軒の家はあるものの、
そのすぐ裏は、山が迫っているような 自然豊かなところです。
庭の地続きにつながる借景などは美しく、
四季折々の楽しみがいっぱい。


 ところが、自然豊かであるが故の 悩みの種があるのです。
それは、鹿!!   !! 猿!!


 ガーデンを造り始めた年の晩秋、
二晩にわたって鹿、三頭に入られました。
庭の植物ことごとくが、鹿のディナーに。
驚いたことに、ツルバラの枝先や葉まで食べるのですよ。
信じられる?
棘なんて、全く意に介さないみたい。
そのときの悔しさといったら。
おまけに、ぱらぱらと黒い粒々の置きみやげまで。


この近辺に、鹿が六頭生息し、
庭の脇道を散歩道にしているのは知っていたけど、
それまで一度も中に入ったことがなかったから、安心していた私が悪かった。
、my husbandoに手伝ってもらって、
フェンスの周りを 高さ2㍍になるように、ネットを張りました。
それ以来、入られることはなくなったけど、
フェンス越しに伸びたモッコウバラの枝葉を
散歩がてらに味見しているようです。


 以前は、おとなしい鹿には愛着があった。
おしりのふさふさした白い毛を見ると、
まあなんて可愛いのでしょうと思ってた。
でも、被害を受けると、その日から 憎い敵!! 
近所の方達も 同様の被害を受けているようです。
車のヘッドライトを受けても 動じないことだってあるんですよ。
鹿が人間の縄張りで暮らし、人間を恐れない。
これって異常ですよね。
動物愛護とか自然との共生なんて綺麗事でいうけど、
農作物で生計を立てている人々にとっては死活問題ですよね。
一筋縄ではいかないって事を、実感した出来事でした。


 見かけるだけでも卒倒しそうなくらい大嫌いな蛇にも、
年に数回入られます。
植物に悪さをするわけじゃないけれど、近寄って欲しくない!! 
BQの残り炭や 土壌改良のための籾殻燻炭を 撒いておいたら、
見かける回数が、ぐっと減りました。燻香が苦手みたいですね。



 これなんだかわかりますか?

ニンニク畑 ほうれん草


 左は、ニンニク畑。 周囲を緑色のネットで囲い、さらに上部にはトンボ線。
右は、ほうれん草畑。冬を越してそろそろ収穫できそう。
でもこれまた不織布の上に金網をかけてあるの。  わかる? 
そう、猿の被害から守るための工夫。
猿は鹿のように手当たり次第食べないけど、好物のものとなったら......。
フェンス越えや 屋根越えだって大得意。
困ったことに、入ってくるのを防ぎようがないんです。
だから、年がら年中 猿と知恵比べをしているの。



 こちらは、ERのティージング・ジョージア。こちらの敵は寒さでした。

ER 冬枯れ

 去年7月にD.A ロージズ㈱に予約し、
11月に届いた裸苗を ポット植えしたものです。
よく見ると、各枝先が、茶色に変色しているでしょう。
バークチップで防寒し、冬の間、軒下に置いたのだけれど、寒さで枝枯れしたみたい。
寒くなるまでに、新しい根が十分に伸びなかったのでしょうね。
根元の方は、緑色です。芽もちょっぴり膨らんできたので、
シュートは出ると思うけど、ちょっと心配です。
4本購入したのに、全部、同様なの。
半年間の保証付きなので、場合によっては、交換してもらおうと思ってます。