みなさん、こんにちは!
株式会社コムウェル 新卒採用担当のサクライです。
今日は2月に行われた「葬祭業を目指す方向けインターンシップ/葬儀企画を体験しよう」で行われた学生さんと先輩社員・人事との座談会をレポートします!
~参加者~
ご参加いただいた学生さん:Kさん
先輩社員:セレモニー事業部 日野 大地
人事課:櫻井・木村
Kさん:セレモニー事業部の職場の雰囲気を教えてください。
日野:一日の時間で会社にいる時間がいちばん長い。そこが楽しくないときっと全部楽しくないはずなんですね。当社の家族主義という考え方がある以上、全員がやりがいを持って働こうというのがあります。基本的には忙しいことも多いのですが、みんな笑顔で業務をしていることが多いです。特に葬儀の仕事はあまり笑顔がないのかなと印象を持たれるのですが、お客様とお話をするときもほとんど笑顔です。最初は周囲から「そんなに笑顔で大丈夫?」と言われたのですが、お客様の前であまり険しい顔をしているとお客様の気持ちを汲み取れなくなることがあります。基本的には充実した日々を過ごそうということで社員もみな笑顔で朝からいるし、ワイワイとするときもある。なので過ごしやすい環境だと思います。Kさんはワイワイする方ですか?
Kさん:郷に入っては郷に従えなので冷静な時は冷静と言いたいのですが、時々暴走することもあります(一同笑い)人間的にはワイワイしたい方です。
日野:すごくいいと思います!
Kさん:先程のグループワークでも変わった提案をしてしまったり、暴走するところがあるので、そばに冷静な方がいないと危険です…
Kさん:忙しい時があるとおっしゃっていましたが、複数の仕事をかけ持つというより、ひとつの業務について、ですか?
日野:基本的にはセレモニー業務はいつ何が起こるかわからない。ご不幸は立て続けに発生することがあります。人が亡くなるときについて一説ですが気圧の変化などが影響すると言われています。ご体調の悪かった方が立て続けにご不幸が発生してしまうときもあるので、まずはそこを私たちの方で整理して流れを組んでいくので、そう慌てるようなことはないのですが、ただどうしても複数のお客様がいらっしゃるとお待ちいただく時間ができてしまう。その対応は必要ですが、そこについてはしっかりとお話ししご理解いただいています。施行が重なるような時期もありますが、むやみに無謀なスケジュールを組むということはありません。当社の会員様とも長いお付き合いがありますので信頼関係が築けているというのもあります。常日頃、会員様とのコミュニケーションから学ばせていただいたり、喪主になられる方のご年齢は70代くらいの方が多く人生経験をたくさん積まれていますので、葬儀についてはプロとして私がさせていただきますが、お客様のお言葉からいろいろと教えていただくこともあって、それもまた自分の身になるので面白い仕事です。
Kさん:配属先についてですがセレモニーからブライダル、またその逆、というのはあり得ますか?
木村:ホールやサロンのスタッフとして入社した場合、基本的には事業部を跨いで人事異動をするということはありません。総合職として業務理解のために現場へ配属するケースがありますが、それについても半年~1年などの期間をかけしっかりと当社のサービスについて吸収してもらい、その後は本社の事業本部などで経験を生かして活躍してもらうように考えています。事業本部で働くにあたっては、事業部を跨いで施策導入や調査などをおこなっていただきます。
Kさん:社員の方の年齢層は?
木村:昭和47年創業ということもあり、平均年齢は40.8歳。年齢層の幅が広い。ブライダル事業部はブライダル学校などからの受け入れが多く、比較的若手社員が多いですが、女性としての様々なライフイベントを通って、長く働いていただいているベテラン社員(60代以上のメンバー)もいます。セレモニーも新卒から70代までいます。会社のカラーって色々あって、先進的でクールな会社もあると思いますが、当社は真逆です。どちらかというと人との関わりやコミュニケーションを重視して仕事をしていく社風です。
Kさん:ブライダルのコーディネーターはトレンドに疎くても平気ですか?
櫻井:努力は必要です。新婦様がインスタを見てこのドレスを…と聞かれることもあります。そのようなご要望にプロとして対応し信頼をしていただくとなるとトレンドを知っておいた方がいいですね。お客様の立場なら、情報や知識の多いスタッフに頼りたいですよね。いまから勉強していけば十分間に合いますよ!
木村:ウェディングドレスのトレンドって、日常的なファッションとまた異なりますよね。芸能人や王室などの結婚式の衣裳が注目されたり。
櫻井:そうですね、なので「着てみないと似合うかわからない」という状態かと思います。
木村:また、新郎様の好みとか、新婦様の憧れとか、「優先したい要望」もそれぞれですしね。ご夫婦をよく観察してご提案をしていくことも求められますよね。それはご葬儀でも同じことが言えるのではないでしょうか?
日野:そうですね。
木村:「喪主様」という立場の方がいらしても、大抵を決定しているのは他のご家族だったりとか。
日野:そうですね、ご主人様にお話を伺っても、最後は奥様に確認をとらないと物事が進まないなどもあります。
Kさん:そういう場合、アプローチを変えるとか工夫するのですか?
日野:最初の打ち合わせ時に、最終的にご判断をされるのはどなたかを確認し、ご主人様です。となっても打ち合わせの中で奥様が決定されていると感じれば、両方にお話しを通すなどの配慮をします。対「人」の仕事なので正解がないですよね。グループワークにあった「ご葬家の情報収集」でもどの情報を得てどうご提案すると喜んでいただけるか考えるというのはサービス業の基本であり要かなと感じます。
Kさん:情報をどのように得て、どう活用するかに際し、心がけていることはありますか?
日野:私の場合は日々の情報収集というかそのときにニュースになっていることはすべて目を通します。どの世代の方とでも会話ができるようにしています。些細なことでもそれがスタートでお客様との会話がスムーズになるんですよね。あとは「人」を好きになることが一番早いです。どなたに対しても会話が弾むような状態が望ましいですね。
木村:日野課長の名言に「ご葬家を大好きになること」というのがありますよね。
日野:そうですね。
木村:初めて聞いたときは衝撃でした。それこそ「もう一人の家族」くらいのお気持ちで担当されていますよね。
日野:自分が経験した葬儀の担当者さんがまさにそのような方だったので。26歳の時に出会ったのですが、印象深く、感動し、自分の人生を変えてくれました。それがきっかけで葬儀業界に転職をしました。
Kさん:いいお話をたくさん聞けました!ありがとうございました。
