10月23日は、ダブルヘッダー!


もう慣れたもんで、1日2本ぐらいは何でもない当たり前になったわけで


4本だと、さすがに最後疲れてるけど

見る順番で、疲れ度合いも変わってくるので

スケジューリングも大切ウインク



好きな女優さん主演



【ひらいて】






山田杏奈さんの演技好きなんですよね
その眼力の強さや
当たり前だけど、その役にちゃんとなってる
たまに、どの役やっても同じだなって役者さんもいるわけで。

原作が
綿矢りささんの【ひらいて】

監督が、首藤凜監督
まだ若い女性監督で、〖21世紀の女の子〗というオムニバス映画で知った監督さん


木村愛……山田杏奈
西村たとえ……作間龍斗
新藤美雪……芋生 悠

竹内ミカ……鈴木美羽
多田 健……田中偉登
岡野屋……山本浩司
守屋……木下あかり
藤谷……河井青葉

木村頼子……板谷由夏
新藤 泉……田中美佐子
西村 崇……萩原聖人


(敬称略)


(あらすじ)
高校3年生の木村愛は、成績もよく活発でかわいい人気者。たまにちょっと悪い遊びもするけれど、このまま成績をキープすれば大学の推薦は確実だ。
そんな愛が密かに想いを寄せるのが、同じクラスの成績優秀だが物静かな西村たとえ。
クラスメートから『勉強を教えて』と頼まれへば、男女問わず感じよく教えるし、決して暗いわけでもいじめられてるわけでもない。
だが意図的に存在感を消しているようにも見える。どこか謎めいたたとえに、愛は日に日に恋心を募らせていた。

たとえに比べたら明らかに愛に気がある多田も、その多田をわかりやすく狙っているミカも、愛には内心どうでもよかった。
なんとかたとえを振り向かせたい。一見地味なたとえの魅力は、自分だけが見つけたものだと信じていた。

ある日、校内で隠れるように"手紙”を真剣に読むたとえを発見した愛。
愛に気づき慌てて手紙を机の中に隠したたとえを見て、愛の胸にひとつの疑念が沸きあがる
たとえと他愛ない会話を交わしながらも、どうしてもその疑念をぬぐいきれない愛は、多田たちの〖夜の学校に忍び込む〗という子供じみた誘いに乗る。
『忘れ物をした』と嘘をつき、友達の集団から離脱する愛。一歩間違えば落下して大けがをしかねない危険を冒してまで、愛は"たとえの手紙を盗み出したい”という欲求に逆らえない。
命がけで手に入れた手紙の主は、糖尿病を患う同級生の新藤美雪。
美雪は、たとえの"秘密の恋人”だった。校内では全くそんな素振りを見せない地味な二人の交際に衝撃を受けながらも、再び一人で夜の学校に忍び込み、別の手紙を盗み、むさぼるように読んでいく愛。
たとえへの想いを隠したまま友達のいない美雪に近づき、急速に親しくなっていく愛。
たとえが恋人だということを照れながらも告白する美雪に、愛のなかで狂暴な恋心がはじけ飛ぶ。
以前、激しい運動中に倒れてしまった美雪にジュースを口移しで飲ませたことがあった愛は、その口移しが美雪のファーストキスと知り
『ちゃんとやり直そうか』と強引に美雪の唇を奪うのだった。

後日、文化祭の準備でたとえと教室で二人きりになった愛は、たとえと美雪が付き合っているのを知っていると明かしたうえで、勇気を出して告白する。
だが返ってきたたとえの言葉は、愛の心を深くえぐるものだった。
3人のいびつに歪んだ三角関係の行方は、予想もしない方向に向かっていく……


この3人の距離感がまたいい❗
たとえ役のジャニーズJr.のHiHi Jetsの作間龍斗さんは、ほぼ初演技ということにビックリ
落ち着いた雰囲気の物静かなたとえ役にピッタリ
芋生さんの美雪も、清楚で大人しい感じで
目立たないけど美人という
山田杏奈さん演じる愛は、いわゆる一軍女子でしょうね。
モテてきただろうし、このフラれ方が
壊れていく要因なんだろう
自分の想いに応えてくれない→その彼女と関係を持とうという方向性がすごい
夜の学校での行動力から見ると、思い立ったら
行動を抑制しないタイプ
可愛いし優等生だけど、内面とのバランスが崩れていく様の描き方や演技は必見
こういう個性的な役をやらせたら、すごく魅力的な女の子になります
普通の男の子なら、愛にいっちゃいそうですがチュー

愛と美雪のベッドシーンやキスシーンはドキドキ💓
綺麗な二人だからこそ、映像も美しい
その時のお互いの感情の違いも興味深いところ

山田杏奈さんのインタビューで
『私は彼女が嫌いですが、彼女を愛さずにはいられませんでした』
『だんだんわかってくると、すごく弱いんで、周りを固めて無理やり道を作っていたんだと思えます。私と通じる部分がけっこうあった』など色々と話されてました



愛目線で進行していく物語で、原作と映画は
ちょっと違うっていうのが、いいですよね
本では想像でイマジネーションが膨らむ世界
映画は映像だからこそ、わかりやすい部分とどう表現するかで印象が変わってしまう
原作があるものは、そのイメージあるから
映像化の難しさもあると思いますね

首藤監督は、学生の頃から
〖ひらいて〗を映像化したいと脚本など作っていて、綿矢りさともコンタクトを取っていたほど、この作品には思い入れの強さがあったと!
これからの監督作品もめっちゃ楽しみキラキラ
商業映画は、初監督だったということでした


主題歌の大森靖子さんの〖ひらいて〗

〖恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい さいあく〗から歌い出しが印象ルンルン
ポップでありながら、歌詞を見ると
愛が頭の中に浮かんでくるようでした



山田杏奈さんは、まだ生で見たことない
舞台挨拶もハズレまくり

でも、今年初舞台の公演に申し込んだので
当たるといいな照れ