9月に入り
一発目は映画からスタート!
【かば~西成を生きた教師と生徒ら~】
応援してる〖高見こころ〗さん出演のため
見に行ってきた!
以前から、劇場ではない場所での
上映や関西でやってたのは知ってたんだけど
改めて映画館で、しかも近くの
アップリンク吉祥寺にて上映されるってことで
行くしかないと都合をつけて鑑賞🎥
1985年当時の西成を舞台に
在日、部落、沖縄などのテーマに真っ向から向き合った作品
【かば】とは、実在の先生の名前で
本名は、蒲益男という
かば先生を中心に描いたわけでなく
新任の加藤先生の成長を描いた作品といった方がいい

実際に当時の生徒や先生方にインタビューしたり、西成という土地やその当時の問題など
真正面から向き合って、地元方々の信頼を得て
完成するまでに、7年の歳月をようした
その取材の中で生まれた台詞の数々のリアリティ
まるでドキュメタリー映画のような一面もあると思う
1985年は、自分は中学生だった
東京と大阪と場所は違えど世相は一緒
学校が今とは違う荒れ方だったなと!
昔は、かば先生たちのような熱い先生が多かったかもしれない
今はNGだろうけど、その豪快さがまたよかったり。
(あらすじ)
阪神タイガースのリーグ制覇に沸く1985年の夏、被差別部落が隣接する西成区北部の中学校。
人々の差別と偏見、貧困など多くの問題を抱えた環境の中で、生徒たちは荒んだ学校生活を送っている。
蒲先生(43歳 山中アラタ)ら教師たちは手を焼いていた。
ある日、臨時教員として加藤先生(23歳 折目真穂)が赴任してくるが、初日から生徒に受け入れてもらえず自信を喪失。先輩教師の蒲先生は
『今、子供らは加藤先生を試しとるんや、ただ教師と生徒の関係ではアカンねん』と、得意の野球で生徒と向き合うことを勧める。
案の定、反発する野球部員は勝負に勝てばコーチとして認めると豪語するもあっさり敗北。
そのうち加藤先生はチャーコという愛称で呼ばれるようになる。
登校拒否になった転校生。
家庭を顧みない母親、酒浸りで在日朝鮮人の父と暮らす女生徒。
出身地を恋人に告白することができない卒業生
服役中の父親に代わって家庭を支える野球部主将。
蒲先生ら教師たちは、それぞれの事情を抱えた生徒たちと正面から向き合い、時には生徒の家庭へ強引に入り込んでまで、彼らの生き方を模索する。
色んな取材で聞いたエピソードも映画には無理なんてのも多々あるらしい
スクールウォーズ的な世界なんだろうな
先生たちが今現在も生徒たちと付き合いがあるというのが驚きであり、本当深い繋がりがあるんだろうなって。
羨ましくもある
自分にはそういう存在の人がいない
腹を割って話し合える人がいるというのは
心強いものだろう
こころちゃんは、学校の先生役
なかなかの活発な先生(笑)
YouTubeで上がってるバージョンだと
先生役でなく、卒業生役だったと(確か🤔)
それだけパイロット版と本編撮影とでは
年月が違ったのかもしれない
若手の役者さん多数出演されてて
それがまた初々しくもあるけど、逆にリアルっぽくも感じた
色んな方に見てもらいたい映画ですね!
この日は、トークショーがあり
主演の蒲先生役の山中アラタさん
バスの運転手役の四方堂亘さんが登壇
この映画への想いをたくさん聞けました
四方堂さんは、ワンシーンのみだけど
めっちゃ印象に残るシーンでした
上映後、サイン会も開催
そこで色々お話も出来るので、映画の感想など
直接言えるのは有難いし、貴重なことです