8月の24日、25日、27日と  

東京おかっぱちゃんハウスにて


【女優ふたり芝居】






〖藤黄〗✖️2回
〖紺碧〗✖️1回

観劇!!






応援してる水野奈月さん、水川碧さんを観に行ってきた!

元々は、藤黄チームのみでしたが
降板された方がいて
紺碧チームの同じ演目にも出演されることに
これにより毎日出演となりましたウインク


東京おかっぱちゃんハウスは、2度目
以前勤めてた会社が、上石神井駅だったので(会社は逆方向だけどチュー
慣れ親しんだ場所であることは間違いない
古民家の一軒家
住宅街にあり、幹線道路からも少し外れているため
静かな様相を呈しいる
何とも雰囲気のある場所である


3つの演目から構成されてる

『水まんじゅう、風に舞い』
(藤黄)
実成優衣   山崎愛実

吉原遊廓でのお話
遊廓のお話だと『はら、はらり』を思い出しちゃいますね。
山崎さん、花魁やってたので尚更です
本来ふたり芝居なので、2人が基本ですが
ダンサー💃が加わることで、物語の幅が広がります

神馬彩さんが出演予定でしたが、代役を入れず
2人でのお芝居
演者との距離が近いので、臨場感はすごいです👏

(紺碧)
沖村彩花  たにかわ夕嬉  富永汐香  

紺碧チームでは、黒の女(富永汐香さん)加わることで、また違った印象になる
女の中の世界なんで、実際はどういうやり取りがあったのかは想像するしかないけど、すごいえげつないやり取りとかあったんだろうな
五社英雄監督の〖吉原炎上〗とかの世界観に引っ張られてるかもしんないけど
見受けされて、吉原を去ることがベストだったのかもしれない



『萩と百合』
(藤黄)(紺碧)

水野奈月   水川碧


与謝野晶子(水野奈月さん)と山川登美子(水川碧さん)
与謝野鉄幹を巡る女同士の歌人ならではの闘い
こちらも見応えがありましたね!
正直、与謝野晶子さんの名前ぐらいしか知らなくて
(みだれ髪ぐらいは知ってた😆)
山川登美子さん、与謝野鉄幹さんなど
今回の舞台で知ったぐらい
与謝野晶子をもっとよく理解するために、公演前に
大阪まで行ったぐらい思い入れも強かったんだと思う
碧ちゃんは、なっちゃんが可愛がってる後輩で
2人のラブラブぶりが、まぁTwitterの写真にたくさん出てましたわ(笑)








同じ男性を崇拝し、共に歌を詠み
お互いに〖白萩〗と〖白百合〗と呼び合うぐらいの仲の良い与謝野晶子と山川登美子なので
まさに、ピッタリな配役かもキラキラ


そんな2人の女性から慕われる与謝野鉄幹ってどんな男なんだろ?って逆に興味が湧く
晶子が鉄幹の妻となり、名声を手に入れた一方
登美子は不本意な結婚をし、夫が結核で亡くし未亡人となり、後に登美子自身も結核を患い
29歳の若さでこの世を去る
与謝野晶子と山川登美子の作風も対照的で、晶子のきらきらした豪華さや直截的なものに対して
登美子の歌は派手さよりは、しっとりとした魅力がある


劇中ではお互いに創った歌を詠み合うシーンも

『むねの清水 あふれてつひに濁りけり 君も罪の子 我も罪の子』  (与謝野晶子作)

この胸から清水が沸くように、あなたへの愛が溢れてしまって、とうとう不純な関係となり濁った水になってしまいましたね…
あなたも私も罪を背負った人間です。


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『それとなく 紅き花みな 友にゆずり そむきて泣きて 忘れ草つむ』  (山川登美子作)

さりげなく私の恋は親友に譲って、本心に背いた私は泣きながら師への恋を忘れるのです。

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『やわ肌の あつき血潮にふれも見で さみしからずや道を説く君』   (与謝野晶子作)

私の血潮で熱く火照った柔らかい肌に触れもしないで人生を語るだけって、寂しいのではなくて?


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『ほほえみて 火焔も踏まむ 矢を受けむ 安きねむりの2人いざ見よ』  (山川登美子作)

燃える炎も微笑んで踏みますよ。飛んでくる矢も受けます。新詩社のためならどんなことがあったって、私達2人は安らかでいられるんです。どうか見ててください

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『亡き人を 悲しねたしと並べ云ふ このわろものを友とゆるせし』  (与謝野晶子作)

あなたの病を悲しいと思いながらも、妬ましいと思ってしまっているこの悪しき私をどうか友として許してください


落ち着いた受け答えに佇まいが凛としている
着物を着ているからというわけでなく
内から出てくるものが要因だろう!
足袋のワンポイントも可愛くて、そういう細かな気遣いもあって
3回とも見る場所を変えたので、そこでしか観れない表情や音や息遣い
最後、晶子が退出する時の物言いたげな表情が、苦悶の表情にも見えて
自分が何もしてあげられないことへの想いからなのかもしれない
遠ざかっていく足音までもが、それ込みで物語だと感じていた



『わたしだけがいない海』

(藤黄)
村山あき   秋枝明日香
(紺碧)
岡本温子   平野恵



姉妹の物語

明るい姉の海と変わり者として生きてきた光
この正反対の姉妹の行く末が悲しい結果だけど
光が一歩踏み出していくという前向きなお話

同じ演目も、役者が変わるとまた別物になるところが面白いよね





今回買ったチェキたち








本当は、もう1公演行きたかったけど
先立つものがぁぁチュー
部屋の中がめっちゃ暑かったのを覚えてる
夏のいい思い出です🌞🌴🎇🎆