6月4日
前日に同じシネリーブル池袋にて予約していた作品
【猿楽町で会いましょう】を鑑賞!
こちらも延期になってた作品で、やっと公開
渋谷での舞台挨拶も考えたけど
こちらで鑑賞
サプライズで主演2人の登壇があったと
後にTwitterで知って、渋谷に行ってればと後悔したものでした
(あらすじ)
小山田修司は、フォトスタジオアシスタントから独立した、駆け出しのカメラマン
売り込みに行った雑誌編集者の嵩村秋彦には
『作品にパッションを感じない。ちゃんと人を好きになったことがある?』と厳しく意見される。
仕事の代わりに嵩村に紹介されたのは、インスタグラム用の写真を撮影してくれるカメラマンを探していた、読者モデルの田中ユカだった。
渋谷でユカと待ち合わせた小山田は、作り笑顔のユカを何気ない会話でリラックスさせながら撮影してゆく。
ユカに彼氏がいないと知った小山田は、写真チェックを口実に彼女を猿楽町のアパートに誘う。
なにもしない約束でユカを泊めるが、強引に迫って彼女に泣かれてしまった。目の覚ました時にはユカの姿はなく、小山田の撮った写真だけがしっかりとユカのインスタグラムにアップされていた。
ユカのインスタをフォローしていた小山田は、彼女の新しいプロフィール写真を撮りたいという書き込みを見て、チャンス到来とばかりに、撮影させて欲しいLINEメッセージを送る
なんとか撮影にこぎつけて、再びユカを部屋に誘うが、彼女のペースではぐらかされて何事もないまま別れてしまう。
しかし、小山田が撮影したユカの写真は編集者にも評判が高く、彼女の存在は小山田にとってかけがえのないものになっていた
ユカへの好意を正直に告げる小山田に、ユカはこう口にする。
『好きだったこととか、会いたかったこととか、人って忘れちゃうじゃん』
どこか哀しげなユカの言葉に、小山田はもっとユカを撮りたい、自分ならきっと本当のユカを撮れるのではないかと思いを伝える
小山田の言葉に笑顔を見せたユカは、彼の告白を受け入れて
『よろしくお願いします』と答えた。
その日から、ユカは小山田にとって最愛の被写体となった。
会うごとに彼女のさまざまな表情に魅了されながら、街中でシャッターを切り続けた。
しかし、ユカは決して小山田を自分の部屋には入れようとしない。小山田は、ユカとの間にまだ見えない壁がある気がしていた。
そんなある日、以前、小山田が売り込みに行った編集者から仕事の依頼が舞い込んでくる。
その矢先に、突然、泣きはらした顔のユカがアパートにやってきたのだ
打ち合わせに向かおうとしていた小山田に抱きついて
『お願い、ひとりにしないで』と懇願するユカ
小山田のなかで溜まっていた思いが爆発し、初めて身体を重ねる二人
身も心もさらけ出したかに思えた二人だが、ユカは小山田の知らない〖秘密〗を抱えていた。
この作品も公開を楽しみにしていた作品
小西桜子さんが出演されるのももちろんだが
主演2人の演技が素晴らしい
石川瑠華さん演じるユカが、小山田に撮られていくことで、どんどん輝き始める
この時のユカの表情がめっちゃ良くて
可愛いかった
その過ごしている年代により、表情もさまざまで、本当のユカとは、どこにいるんだろう?
と考えてしまう
自分の部屋で浮気された小山田だが、その時撮った写真は、劇中には登場しない
ラスト部屋に置いてあった写真は、その時のものなのだろうか?
そこに彼女のユカの本当の顔が撮れていたんじゃないかと思っている
ユカの人生はウソまみれだったけど、それが自己防衛手段だったのかも
桜子さん演じる久子のは、ユカと一緒にレッスン生として一緒だったのと、
久子の紹介でメンズエステで働いていたのも一緒
その後、久子は順調に売れていき
ユカは鳴かず飛ばず
再び再会したのは、久子の本番前の代役としてのカメラテストでだった
立場もキャリアも変わってしまった2人
そんな二人が過去の事で言い争い
久子に飲み物をかけられる
いやー、怖いっすねーガクガク(ㅇㅁㅇ;;)ブルブル
ユカを中心に、様々な男たちが関わってくる
わがままで自己中だけど、憎めない愛らしさがある
売れないタレントとして、その表現がリアルであり、あるあるだろうなと容易に想像がついた🤔
構成が面白かった
現在の物語の進行では、男性側目線
過去から現在では、女性側の目線
そして、現在の続きでは
両方からの心の動きのわかる表現
長編初監督とは思えない素晴らしい作品となっている
性的表現もあるので、好き嫌いは分かれるだろうが、生々しい感じやリアルさ
表情の良さを見てほしい作品ですね