昨年ラスト映画は
【佐々木、イン、マイマイン】
出演シーンは、3シーンぐらいだったかな
セーラー服めっちゃ似合う

バスケのシーンや木村と結婚して
母親になっていたシーンも!
お母さん役って珍しいですね!
(あらすじ)
石井悠二は、俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を送っていた
別れた彼女のユキとの同棲生活は続いていて、思い出の詰まった部屋から離れることができず、彼女との終わりも未だに受け入れられずにいる
悠二は俳優を目指す傍ら、ある工場でアルバイトをしていた
そこへ、高校の同級生・多田が営業にやってくる
多田との久々の再会で高校の同級生〖佐々木〗の名前を久しぶりに耳にする悠二
その日を境に悠二は、かつて圧倒的な存在だった佐々木との日々を思い起こすのだった
悠二は高校時代
佐々木、多田、木村とよく一緒に過ごしていた
学校はもちろん、4人の放課後の溜まり場は
きまって近所のバッティングセンターや佐々木の汚部屋
"勝つ”ことにこだわり、常に周りを巻き込みながら、爆発的な生命力で周囲を魅了していく佐々木
そんな佐々木と過ごす時間は、悠二にとって特別な時間になっていた
ある日、いつものように佐々木の家で遊んでいた。悠二たちは、ふらりと帰ってきた佐々木の父・正和と出くわす
『次はいつ帰ってくるの?』
『仕事が落ち着いたら、また帰ってくるさ』
印鑑を持ち再び姿を消した父に、最初は平静を装う佐々木だったが、ふとした時間に佐々木が見せた小さな動揺を、悠二は見逃さなかった
その悠二はというと、共に暮らす祖母の老いに直面していたが、不安や葛藤を佐々木には言えないでいた
教室ではおちゃらけているものの、悠二と2人きりの放課後には、どこか虚ろな表情を覗かせるようになった佐々木
それでも悠二に対しては
『やりたいことやれよ。お前は大丈夫だから。堂々としてろ』
と鼓舞し続けるのだった
だが、佐々木の身に起こった"ある出来事”を引き金に友情が崩れていく……
そして現在
悠二は後輩の俳優・須藤から
『悠二くんとやりたい』と舞台に誘われる
戯曲は〖ロング・グッドバイ〗
出演を決めた悠二だが、稽古が進むにつれ
舞台の内容が過去と現在にリンクし始める
そんな矢先、数年ぶりに佐々木から着信か入る
その時悠二の脳内に鳴り響いたのは
【佐々木コール】だった
昔懐かしい学生時代を思い出した
友人の家で朝までゲームしたり
酒飲んで雑魚寝したり
何気ない会話と時間が、今となっては愛おしい時間だったのだと
改めて気付かされた
この物語に出てくる佐々木は、エネルギッシュであり
バカだなぁと思わず見てて笑っちゃう場面もあって
でも、一本筋が通った男である
友達だったら、楽しい学生時代を過ごせたと思ってしまう
佐々木コールがかかると、服を脱ぎ
裸で踊り出す
男子人気はめっちゃ高いと思うけど
女子には嫌われていたかもしれない(笑)
佐々木演じる細川岳さんの体験を元に創られた作品であり
佐々木のモデルとなる人物は実在するという
内山監督と細川岳さんが作り上げたこの作品は、二人の熱さを感じさせる
佐々木が独り汚部屋で亡くなっているシーン
昔懐かしいあの部屋で、悠二が佐々木の傍らに座り、タバコを吸い黙って佐々木を見つめるシーンは印象的
あるがままの事実を受け入れたのか
ただ、2人きりの時間が流れていくのがよかった
ラストシーン
霊柩車を見送りる
佐々木コールが鳴り響く
棺の中の佐々木が霊柩車から飛び出し
踊りだす!!
自分も心の中で
『佐々木!佐々木!佐々木!』とコールしていた
この映画は、何度観ても新たな発見がありそうな映画です!
現在
コロナで非常事態宣言が延長され
明日から時短で営業再開する映画館もあれば
今月末まで休業するところもある
公開日もどんどんズレこんで、スケジュールも調整も大変だろう
なぜ?映画館ダメなのか?
明確に納得できる理由や報道はない
早く普通に再開して欲しいものです