3月の舞台活動も終わり

これ以降は、ライブや舞台が中止となり

非常事態宣言となっていくわけですが


3月に観た映画を



【酔うと化け物になる父がつらい】






大人気のコミックエッセイを映画化した作品
原作は、菊池真理子さんの実体験に基づいているエッセイ


主演は

松本穂香
渋川清彦


脇を固めるのは、若手からベテランまで

今泉佑唯
恒松祐里
濱正悟

浜野謙太
ともさかりえ

安藤玉恵
星田英利
宇野祥平
森下能幸

オダギリジョー


(あらすじ)

『思い出の父はいつも酔っていた』


田所サキは、父のトシフミ、母のサエコ、妹のフミと4人で暮らしている。
至って普通の家庭。よその家庭と違っていたのは、父がアルコールに溺れていることと
母が新興宗教の信者であること
田所家毎晩の一家団欒は、酔った"化け物”の介抱
毎朝家を出て仕事に行く時とは別人になって帰ってくる父を迎える日は、壁に掛けたカレンダーに赤いマジックで✖印をつける精一杯のいやがらせするのがサキの習慣だった。

週末や夏休みも、記憶にあるのは酔った父の姿
プールに行く約束をしても、飲み仲間たちが家に押し寄せ、リビングはたちまち雀荘になってしまう。
そんな中、母はというと、せっせとお酒を作りながら、祭壇に向かって勤行。
翌日、父は二日酔いでプールに行く約束を果たせず、酔っ払って床でクロールしていた
クリスマスにサンタさんがやってくることを期待しても、2階のベランダから入ってきたのは化け物になった父だった。


『おもしろいって魔法の言葉で、嫌だったことが全部笑い話に変わった』


高校生になったサキ。相変わらずお酒に溺れる父だったが、母はそんな生活に限界を迎え、父の誕生日に家族の前から消えてしまう。
母がいなくなってしまったことで自分を責め、自分の気持ちに蓋をしていくサキ
お酒を飲むことをやめた父は、サキとフミのために晩御飯も作るようになる。
しかしそんな日々も長くは続かない
新作のワインの解禁とともにお酒も解禁してしまう父。
綺麗だったカレンダーにも赤い✖印がだんだんと増えていき、再び毎日のように酔っ払って帰ってくるようになる
再び訪れる"化け物”との日常の中、サキが唯一楽しめたのは漫画を描いている時間。
酔っ払った父のエピソードを描いた漫画は、親友のジュンやその友達にも好評で、サキにとって心の拠り所になっていた



『お父さん、私、今になって気づいたよ』

高校を卒業したものの、自分の進路を見つけられないサキ。
父の飲酒はエスカレートし、毎日記憶をなくすほどアルコールに溺れていた。
いくらお酒をやめてと訴えてもまるで聞かない父に対して無関心になろうと決め、寂しさを恋愛で埋めるサキ。
しかし、付き合った彼氏はとんでもないDV男だった。
『こんな自分でも好きって言ってくれる』と、自分の感情に蓋をして全てを受け入れ続けるサキ。
ついにはプロポーズを受けてしまうが、自分は愛されていないことに気が付き、別れを決断する
恋愛や漫画に没頭し、父のことは考えまいと無視して過ごしていた数年の間に、病が父を蝕んでいた。医者が言い渡した余命は半年
突然でありながら、あっけない病気の発覚に何も考えられないサキ。
そんな彼女に妹と親友が寄り添い、支えるが
父が借金を作っていたことを知り、今まで抱えていた気持ちをぶつけてしまう…。


父親役の渋川清彦さん
酒に溺れている父親ですが、笑顔のキュートさから憎めないんですよね

この映画では、漫画のように吹き出しが出たりするので、重くなり過ぎず
ポップな作りとなっている
田所家恒例の父が酔っ払って、リビングで船を漕いでいるんだけど
ちゃぶ台に頭ぶつけそうだけど、ギリギリでぶつけない
色んな物を置いてもギリギリに回避するww
ユーモラスなシーンもあったり
酔っぱらいの危機回避能力🤣
よく酒は飲んでも飲まれるなとは言いますが
飲まれまくってる父親です

なかなかのヘビーな家庭環境ですよね

でも、ラストには
ちょっぴりホロリとさせる場面もあり
松本穂香さんの涙するシーンは、目頭が熱くなりました



今年も、自分の中のノルマの100本までは難しそう
コロナ禍という異例の年ではあるけれど
家では1本も観てなくて
今のところ映画館のみで、映画をみている


残りあと僅か
どれだけまくれるか?
録画してある映画は、数百本あるので
素材には困んないけど、時間ないわけ

1週間でも、3日間でも
自宅待機がある仕事ならば事情も変わってきたろうに。

何となく頑張っていこうε(っˊω ˋ)っ✧