6月16日 日曜日

前日の雨☔とは打って変わって
快晴☀

というより、暑い晴れ照りつける陽射しの強さよ
夏を感じさせる💦


昨日に続き、今日も朗読劇

場所は、天現寺多聞ホール

初めての場所である!


広尾駅より歩いて、7~8分
探しながらだと、少し遠く感じてしまう
地図を見ながら進むと、多聞ホールの看板を見つけるも、ビルの入口がわからない

しばらくウロウロと辺りを歩いていると
同じようにウロウロしてる方も
きっと同じように、ホールを探しているのであろう

建物の脇から入っていくと、並んでる方々がいるので、ここが多聞ホールということがわかった!
まさしく、お寺の中のホールだということが
ここで分かるという。

お寺の門から入ってきたら、すぐに来れたが
初めてだと迷ってしまう人も多いようだ




時間となり、劇場内に入ると
1階のホールで、クーラーも効いていて
その冷気が、暑かった身体に心地よい


ステージ脇にはグランドピアノ🎹


座席は自由席だったので1番前の端っこ
劇場では、真ん中に座ることはない
出入りしやすい端っこが自分の定位置
それが、自分の中のベスト席👍



今回観たのは

千代將太プロデュース公演Vol.7

『推定恋愛+』

12日~16日

原作・脚本  森浩美


木本夕貴
寺田有希
高見こころ

佐々木和徳

山田栄子
名塚佳織
横山葵子
野崎保
千代將太

くぼなつみ……ピアノ演奏・作曲








今回は、4つの作品から構成


前半は、3つの短編のストーリー

【かき氷】
【ペット】
【虫メガネ】



それぞれに私役の女優さんがいて
カップルのお話


【かき氷】
木本夕貴さん

可愛らしいストーリー
夏のある日
海水浴に行くまでの何気ない日常の一コマ
のんびり屋の彼氏とラブラブな関係
海辺で、かき氷をかっこみ
『くぅー、アタマ痛っ』
と言ってる彼を愛しく思ってる
相性がいい2人である
『ねぇ、キスしようか』と大胆な彼女
そっとキスする2人

何とも愛らしいラブラブ
私役の木本夕貴さんの魅力も相まって
可愛らしい彼女像が表現されてます!




【ペット】
寺田有希さん

都会に憧れ上京してきた女性と彼氏のストーリー
安月給で入社してしまった会社
寮を格安で借りれる分、給料が安い
とはいえ、東京への魅力が勝ってしまう
当然、給料だけでは東京生活を満喫することも叶わず
仕事終わりにバイトする日々
そんな折、チラシ配りをしていると、会社の上司に見つかってしまう
上司に呼び出されセクハラ紛いの発言をされる
そして
『そっちを辞めろとは強制しない』
たぶん会社の方を辞めて欲しいんだろう
そろそろ辞めどきかと…
男子禁制の寮は、ルーズ
男性の影があちらこちらから。特に規制もない状態
主人公も彼氏と同居
求職中の彼氏
『今日はどうだった?』
『オレに合ったものはなかなかないね』
いつもの会話
だんだんお小遣いもせびるようになり
何のために付き合ってるのかわからない!
だけど、嫌いじゃないし
やめられないものの一つなんだろう

ダメ男なんだろうけど、つい甘やかしてしまう
ペット的な彼氏
寺田有希さんのキュートな感じも👍
どれぐらいぶりでしょ?
デビューの時のイベントやホリプロ大阪での活動の時だから…何年前だ?(笑)
大人になりましたね~
お芝居やってたのは知ってましたが、今やフリーで活動中みたいですね!



【虫メガネ】
高見こころさん

社内恋愛で付き合いだし、順調な2人
そんな折、経理部のお局さまから告口が!
『あなたの彼氏、総務の新人の子と一緒にいたわよ』
『ナイスバディって感じの子なのよね、ああいうのに男は弱いから、気をつけた方がいいんじゃない?』
そこから、疑いの目が!
言われてみたら、彼氏の家にいれてくれなくなり、理由を付けられ約束もキャンセルになったり
彼氏の出張をチャンスとばかりに、彼氏の家にガサ入れ
怪しい所を事細かに探すが、痕跡はない
だけど、1度疑いを持ってしまうと中々疑心暗鬼から抜け出せない…
心に強力なレンズを装着してしまった
厄介なことにそれは嫉妬の熱を集めて私の全身をジリジリの焦がす
ふとデスクの上に見覚えのない使い捨てカメラを見つける
ボッと心の奥で真っ赤な炎が燃え上がるのを感じた🔥

何年ぶりに生で芝居を観たんだろう!
ここちゃんと初めて会ってから、10数年
あの当時は、毎月撮影会やらイベント的なことも多くて、エコ活動然り
たくさんの人たちが集まってましたね。
番組の共演者たちも、女の子たちは結婚
南キャンの山ちゃんも結婚したし
番組によく出ていた芸人も、東京で売れて活躍してる

今回朗読劇でありながら、座って朗読するタイプではなく
普通にお芝居してますし、動きもある
虫メガネでは、コミカルさもあり
疑心暗鬼の彼女の私を、こころちゃんならではのキュートさがあるので嫌味な感じはなく
魅力的に演じておりました



途中、休憩を挟んで
後半は中編のストーリー


【ホタルの熱】

ある飲み会で知り合い、結婚し
1人の男の子をもうける
会社も独立して、仕事も順風満帆
優しく子煩悩な旦那

ある日
大口の顧客が倒産
仕事がだんだんなくなっていき
旦那は荒んでいってしまう
お店も倒産
旦那は、家族を捨て黙って失踪

母は、男の子を育てながら
僅かな時間でのパートの仕事にでるも
度々、子供の体調不良で学校に呼び出され
早退や欠勤などが続く
周りからも陰口をたたかれ、居場所もない
そんな時、義理の兄が訪ねてきて
弟のことを謝罪
実家からとお金を渡す
手切れ金とばかりと言わんばかり
本心では、いらないと思っても受け取らないという選択肢はなかった

息子を連れて、旅に出る
全てを終わらす旅に…

電車内で、息子が体調を崩す
急遽、途中下車をして病院へ
薬をもらい、宿を探す
ひなびた民宿にたどり着く

そこの女将さんは、とても親切に向かい入れてくれる
夜ご飯も、息子が体調が悪いので食べやすいものやデザートも用意してくれる
女将さんは息子と遊んで楽しそうにしている
夜、息子が
お父さんがいなくなったのは自分のせいではないかと母に告げる
泣き崩れる母に、女将さんが飛んでくる
2人を包み込む女将さんの温かさ
我慢していたものが一気に流れていく
大丈夫!いいんだよ!と言ってるかのように

家族愛、再生、希望の光


このシーンでは、自然に涙も出そうになる
ピアノの演奏も物語の彩りをそえ
相乗効果で、よりドラマチックになる!

周りからも、涙をすする音もするほど

記憶もうろ覚えながら、感動した物語であることは覚えいる
1度だけだと、なかなかね(笑)




終演後、ここちゃんにご挨拶
最近は、紙芝居にも力を入れてるようで
1度見に行かないと!




元気そうでよかった ´ω` )/


また、舞台や映画…これからも見ていきたいですね!

巨大のもっちも、関東上陸するかもチュー



今回の原作が気になって、本も買ってしまった