6月15日に

シアターバッカスにて


14日~16日までの3日間

【ファンレターズ】が上演された。






作・演出

じんのひろあき


私は、15日の公演に行くことに❗❗

長年応援している水野奈月さん出演のため
急な告知にも関わらず行くという(笑)

いつも急な告知でも、たまたま空いてるという奇跡な運の良さ👍


今回は、朗読劇
2人だけというのは、初参加ですね!


今回の不安材料としては、予約したはいいけど
病気の回復度合いによる
前の週に病院に行って、投薬治療
これで治まらなきゃ入院かなと覚悟をしていたら、4日目にして薬の効果もでてきて
何とか復活できた❗❗❗

その代償として
写真展のトークショーのチケットや舞台観劇1本逃してしまうショボーン


この朗読劇は、2人だけ

夢野愛……井畑絵梨花さん
ナレーションのお仕事もされてるそうで
とっても聴きやすい声の持ち主でした。


矢野優子……水野奈月さん
ストーカー役という初めての役
不思議ちゃん系は、多かったし
巫女役も多いけど
ストーカーは、とっても新鮮キラキラ


このファンレターズは、往復書簡朗読劇『ラブレターズ』のお芝居スタイルを真似たもの
椅子に座った2人が、交互に朗読するスタイルであること
そして、もう一つ大きな違いは、舞台上にいる2人のやりとりは交流していないということ
そして、稽古は基本1回のみ!!
これもラブレターズのスタイルを踏襲している

この戯曲は、20年前にじんのひろあきが短編として書いたものを長編化したもの
固有名詞は、いくつか書き換えられながらも
内容は非常にダークなものであるにもかかわらず、愛され上演が続けられてきました



(あらすじ)
少女小説を書いている作家
ペンネームは、夢野愛
彼女の元にある時から不思議なファンレターが届き始める

【夢野愛】
編集部から回送されてくる記者の人からの手紙のことなんですけど、ちょっと気味が悪いものが混じっているんですが、これはどうしたらいいんでしょうか?
差出人は、矢野優子という女の子…なのか女性なのか、文面だけではなんともよくわかりませんが、私の熱狂的なファンだとかで
毎日せっせと手紙を書いては送ってきてくれているのです。
ですが、手紙って普通どんなに一生懸命書いたとしても、一週間に一通とかそんなもんじゃありませんか?
でも、矢野優子さんは、1日に3通書いてくる日もあるのです。それも、キティちゃんの便箋に、真っ赤なボールペンで文字だけでなく
イラストや図による説明なども添えられている立派な読み物だったり
大学ノートに殴り書きしたものを破いて
そのままページもバラバラで送ってきたりと
なんていうんでしょうか。よく言えばバラエティに富んでいるんです


【矢野優子】
前略。夢野愛先生
今日、先生の家を訪問しました。編集部の人々は、私の抱えているもの背負っていることの重大さなどわかろうともせず、先生とのコンタクト方法は、聞いても絶対に教えてくれそうもない、わからやずやどもばかりなので、仕方なく自分で探しました。
どうやって探したか?気になりますよね



こうやって交互に読みあっていく
矢野優子のストーカーぶりは、どんどんエスカレートしていき
夢野愛先生に近づいてくる恐怖
実際にいそうなタイプで怖い😱
家を特定し、プレゼントを玄関まで置いてくる
ゴミを持ち帰る

それを演じたなっちゃん!
矢野優子が書いた小説を話す場面では
色んな役柄に応じて声色を変える
『えっ、そんな声出せるの??』
新たなる発見❗❗❗
今まで聴いたことない声だし、ちょっと笑った

井畑さんが朗読してる時に、遠くを見つめる矢野優子が怖かった
ヤバいヤバい、怖い人いるぞーって((´д`)) ブルブル…



ラストでは、包丁を持って襲ってくるシーンは、朗読劇ながら
頭の中では映像が浮かんできて、リアルな描写がより怖い

最後は、襲われた時に、偶然自転車でその場面に突っ込んできた男性と知り合い
夢野愛は結婚することなる
ハッピーエンドは、好きなのでよかったけど
矢野優子のヤバさが心に爪痕を残す結果となった!


本編終了後に、じんのひろあきさんも交えてのトークショー!!

今回、稽古1回のみということでの2人の悩み
それを的確に見事なアドバイスで解決するじんのさん
もう長年公演を続けてきたので、同じように悩みやつまづきなどが手に取るようにわかるようで、そのアドバイスで2人とも合点がいったようですね❗
演劇の世界にも、一石投じてましたね
2人よりちょっと上ぐらいの役者などが
演技論や色々言ってくるのは聞く必要性がないと(笑)
その場で何度もやらせるより、一旦家に持ち帰り、自分で考え納得しやることで出来るようになる
そして、ドラクエのようであると!
経験値をつみ、色んな装備をし、冒険を続けて
強くなっていく
(そんなニュアンス的な事を話していました)

今度はペアを替えての公演もありかもしれないとの事を仰っていたので、実現するかもウインク



終演後、少しなっちゃんにお付き合い頂き
ご挨拶とお話を
今回、観客が寂しめだったので
意外とゆっくりお話出来ましたね。

関東勢のファンの行動力がもっとあればと…
LINEライブのフォロワーさんも1万人以上いて
コンスタントに見てるのは、限られてて
しかも地方の方が多そう…

色々とあると思うけど、もう少し来て欲しいなぁ(´・-・`)







顔色めっちゃ悪いと思ったら
白くしてるという
リップは可愛めでしたね口紅唇


朗読劇という声の表現も難しいとは思うけど
またチャレンジしていってほしいですねハート